2013年10月16日

色鉛筆。年賀状素材集「和の趣」発売。


昨年も掲載して頂いた年賀状素材集「和の趣 午年版」が発売されました。

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昨年も掲載して頂いたのですが、昨年は四季をテーマに風景画を4枚描きました。
今回はオファーいただいてから納品までちょっと短かったことと、ちょうどフリーになるための準備期間と重なったため、
テーマなどを熟考する時間があまりとれませんでした。

そこで、ロケハン済みの写真の山から「日本家屋」に的を絞り、
「和の趣」というタイトルに合う、散策したくなるような風景を4枚描く・・・という方向へ。

結果として掲載されたページを見ると、同じような色合いのものになってしまい、
ちょっと変化に乏しいものになってしまった気もします。

しかし、「日本家屋」というテーマ(喜多院を日本家屋と言うには無理がありますが)からすれば
多彩で様々な場所を描くことができたような気もします。

来年またオファー頂けたらこのあたりは再考したいところですね。

本は技術評論社より定価1449円(税込)で全国有名書店で発売中です。
ご興味ある方は是非手にとってご覧ください。

ご購入いただけたらとてもうれしいですけど、ご購入まで至らなくても書棚の前の方に移して頂けるととてもうれしいかと(笑)。

因みにアマゾンさんでも購入可能

技術評論社さんサイト

posted by Ryota at 09:43| Comment(7) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年10月10日

色鉛筆。高価な紙を使ってみる。


実は前から気になっている紙がありましてね。

水彩紙なんですが、他の紙と桁ひとつ違う。

メーカーは「ARCHES(アルシュ)」というフランスのメーカー。

荒目、中目、細目、極細目と紙の肌理によって4種あります。私の芸風に適切なのが極細目なんですが、よく使うサイズF6号くらいだと310mm×410mmで20枚綴りのブロックがラインナップされています。
このブックのお値段がなんと定価で10,290円(税込)!

いつも使っているBBケント紙がF6号(318mm×410mm)20枚綴りブロックで定価で2,625円(税込)ですから約4倍高価い!!

以前から「描き心地はどうかな〜」と大変気になっていたものの、そのお値段で手を出せずにいました。

しかたないのでバラで1枚買ってみるか・・・と思っていた所、某画材店で560mm×760mmのサイズ5枚セットを5,600円(税込)で売っているのを発見。
もちろんお得なのはブロックなんですが、万が一自分に合わないことを考えるとやっぱり手が出にくい。
なので、思い切ってこの5枚セットを購入。
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さぁ、描いてみましょう。
ドキドキ・・・。

いやしかし紙の厚さが300gあるので(BBケントだと175g)かなり安定感がありますね。
色鉛筆で描いてみると、紙に描くというよりはキャンバスに描いているような感覚。
なんか不思議ですね。

ただ、やっぱり色を濃く入れて行くにはちょっと力が必要かも。
グリグリという感じで描いていくとかなりコクある感じで仕上がっていきます。

自分でも色鉛筆で描いているというよりは油絵の具で描いているような感覚ですね。

描いてみたのはいつものお馴染み板橋区赤塚。

午前の明るい光を順光で描いた三叉路。

いかがでしょう?
今までの絵と差があるかな?

ま、正直そんなに仕上がりに違いは無いかもしれませんね。
ただ、原画を見ると重厚感がちょっとあるような感じはします。

どうしようかな〜。これからも使ってみたいけど・・・・。
お値段がな〜。

「朝日の三叉路 板橋区赤塚」
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サイズ F6号(410mm×318mm)
制作日 2013年10月
支持体 ARCHES水彩紙極細目
画材  カリスマカラー/三菱ペリシア

上記の紙をF6サイズにカットして使っています。
posted by Ryota at 13:13| Comment(4) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年10月03日

色鉛筆。朝ご飯の香りを描く。



フリーになってから、いわゆる通勤で自転車に乗るのでは無く、
早朝の2時間くらいを自由に乗る時間にしています。

そうすると、今まで通勤では通り過ぎていた場所が目についたりしますね。
板橋区赤塚もそんな場所です。

坂と緑の多い静かな住宅地。歴史あるお宅も沢山あって23区内とは思えないのどかな雰囲気です。

そんな朝のひととき。
何となく朝ご飯の香りが漂ってきそうな雰囲気。
樹木も建物も朝日を浴びてキラキラ輝く。
今日も頑張ろうかな・・・という一枚です。

しかしフリーになってから良いカメラがないので、絵の撮影が上手くいかない。

新しいカメラ買わなきゃかなぁ。

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サイズ F6号(410mm×318mm)
制作日 2013年10月
支持体 BBケント紙
画材  カリスマカラー/三菱ペリシア


ということで今週末は銭湯で色鉛筆サロン!

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10月5日は色鉛筆サロン!
ご用とお急ぎで無い方は是非。

時間は15:30から17:30。
参加費 \1,000とワンオーダー。
場所は東武東上線「上福岡駅」徒歩7分。
参加希望の方は「銭湯カフェ・末広湯」さんまで。
TEL:049-261-2828(10:00〜20:00) Email:suehiroyu@nifty.com
http://suehiroyu.net/

メールでのお申し込みはフルネームでお名前とご連絡の取れる電話番号を明記の上、お申込ください。
posted by Ryota at 05:31| Comment(6) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年09月26日

色鉛筆。都会のオアシスを描く。


久しく都心方面の絵は描いていなかったですね。

もともと住宅地の絵が好きですし。

ただ、東京って都心部でも結構面白いところ多いんですよね。大都市の割には緑もあるし。

フリーになってから色々な手続きや人と会う用事などで、最近は会社員時代より出歩くことが多くなったんですけどね。
つい用事と用事の合間にちょっと足を伸ばしてウロウロと美味しい風景を探します。

この間は湯島方面に行ったんですが、案の定ありました。

このあたりもそこそこ坂が多く、場所によっては階段路地になっていたりします。

ウロウロと歩いていると坂道の途中に神社が・・・。

湯島の神社といえば湯島天神や神田明神が有名ですが、ここで出会った神社は「御霊社」(ごりょうしゃ)という神社。

坂の上から見ると、遠くに高層ビル。その手前に様々な建物があり、一番近景には神社の樹木。
まるで都会のオアシス。

お祭りがあるのかな?幟が多数はためいています。


前々回の川越では一本の幟で風を表現しましたが、沢山あっても面白いですね。描くの大変だけど。

無機質なビルと青々とした緑。

初秋の風を受ける幟。

光、風、樹木の香り、ちょっと都心を忘れる良い道でした。


「都心の神社 文京区湯島」
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サイズ F6号(410mm×318mm)
制作日 2013年9月
支持体 BBケント紙
画材  カリスマカラー/三菱ペリシア
posted by Ryota at 19:10| Comment(4) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年09月19日

色鉛筆。近景と遠景の対比を描く。


9月16日よりようやく完全フリーランスとなりました。

会社退職の手続きや、個人事業主の登録、社会保険の切り替えなどでバタバタの毎日。

なかなか絵を描く時間もないなぁ・・・という所ですが、それでもちゃんと描いています。

まぁ、本当に好きなんでしょうね。

今回も場所は板橋区赤塚。

今までは自転車通勤で通過していた場所ですが、フリーになってからは比較的自由に自転車に乗れます。

毎朝一応乗ってはいるのですが、やはり赤塚あたりの風景は格別。

つい、今まで見逃していた場所などを求めてウロウロしちゃいますね。

そこで見つけたのが今回描いた景色。


赤塚には乗蓮寺という東京大仏で有名なお寺があります。

東京大仏ってたしか国内第三位の大きさなのに、イマイチ知られていない。

やっぱりまだ新しいからかな。

ま、とにかく高低差のある場所ですから、ちょっと気になった階段路地を上から見ようと近づいてみると・・・。

道路に向かって下りの階段があるのですが、道路の向こう側がまた高くなっている。

その高くなった場所に多い茂る樹木。

さらに樹木の向こうに乗蓮寺の屋根が顔を覗かせています。


これはちょっと23区内の景色には見えませんね。

近景の階段前にある手すり。遠景の乗蓮寺。

視点は高い場所から低い道路へ。そしてまた高い甍ね。

かなり空間的奥行きを感じる景色ですね。

このあたり、まだまだ良い景色がありそうです。

「乗蓮寺遠望 板橋区赤塚」
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サイズ F6号(410mm×318mm)
制作日 2013年9月
支持体 BBケント紙
画材  カリスマカラー/三菱ペリシア
posted by Ryota at 22:47| Comment(5) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年09月12日

色鉛筆。街の風を描く。


以前、江の島を描いた絵で、海からの風を表現してみましたが、今回は街中の風を描いてみたいと思います。

「風の表現」って光と違って具体的に描くのは難しいですね。
光ならば「影」と「反射」を描くことで表現することが可能です。

「風」は何を描くと表現できるかな。

すぐ思いつくのは、なびいている木々の梢なんかがわかりやすい。
ただ、木々がなびいている様子って結構強風のイメージが強くなっちゃう。

おだやかな、ほのかに頬にあたるような風。

これを表すに的確なのが、江の島でも使った「のぼり」。

海外じゃぁ「旗」なんかがポピュラーかもしれません。

でも日本だと「旗」使うと祝日っぽくなっちゃうし、国旗系は意図しない政治的メッセージになる可能性もある昨今。
(日章旗にせよ旭日旗にせよ変に気を使わず堂々と掲げたいものですが)

で、ポピュラーなのが「のぼり」。

これ、日本特有なんですかね?海外詳しくないのでわかりませんが、少なくともNYとかでたくさん目にした記憶はないな〜。

日本だと、商店街はもちろん、住宅地にも結構な頻度で「のぼり」を目にしますね。
前回上げた板橋区赤塚の住宅地風景にも「ひったくり注意」みたいな「のぼり」あったし。

で、今回の絵は川越の喜多院そば。

喜多院への参道(なのかな?)に建つ歴史ありそうなお豆腐屋さん。

そこにはためく「のぼり」がなんとも印象的だったんですね。

決して強風ではなくいわゆるそよ風ですが、柔らかく空気をはらんで動いている「のぼり」を描くことで風を描けないかな?

と言うことで描いてみました。

臨場感を得るために、建物に貼ってあるポスターなんかもかなり力入れましたが、やはり一番時間かけたのが「のぼり」。

いかがでしょう?

風を感じていただけましたでしょうか?

「風を感じて 川越市久保町」
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サイズ F6号(410mm×318mm)
制作日 2013年9月
支持体 BBケント紙
画材  カリスマカラー/三菱ペリシア
posted by Ryota at 07:17| Comment(7) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年09月04日

色鉛筆。朝の逆光を描く。


もうね。やっつけみたいなタイトルですけどね。

でもそんなことなくて、前回が順光ならやはり逆光も描いておこうかと。

逆光ってのは光源に向かっているので、ものすごく眩しい。

この眩しさを如何に表現するか?が肝心なところですし一番難しいところです。

光源に向かっているわけですから、対象はシルエットになりがちですね。

で、そのシルエットは光を背景にくっきりと際立つわけです。

また、若干でも光源に対して斜めになっていれば、その面は強烈に光を反射します。

そしてその面から角度が付いて光に正対している面は完全な影になります。

このコントラストを最大に取れば、ものすげえ眩しい絵になります。

Photoshopなどの画像加工ソフトをお持ちならおわかりかと思いますが、

RGBモードの画像データをトーンカーブいじって明るさと暗さを強調する作業をアナログでやる・・・ということですね。


さて、今回も舞台は板橋区赤塚。

前回の順光の絵は赤塚溜池公園内の郷土資料館脇の下り坂のさらに脇道からみた風景。

そこから下り坂を下りきり、溜池公園をぐるっと回るように美術館方向へバス通りを走ります(ロードバイクでね)。

そうすると最初の信号(角にセブンイレブンがある)がありますので、そこを左折。

目の前に斜度20%はあろうかという激坂が立ち上がります。

さぁ、ここから二つ目の峠。印象としてはグランツール超級クラスですが200mほどで登り切ります(笑)。

このほぼ頂上に近い所から振り返って美術館方面を見た絵が3回ほど前に描いた「都会の里山 板橋区赤塚」。

国道17号バイパスの交差点を過ぎると多少登って頂上の山岳ポイント(笑)に到達。

ここから真東に向かって新高島平駅方面へのダウンヒルが始まるんですが、そこから見た風景がこれ。

遠景に都立赤塚公園の森がまるで遠くの山並みのように見え、坂道にそって立ち並ぶ建物や並木がキラキラと朝の光を反射。


まさにサングラスが無いと目も開けられないような朝日が差し込む風景。

影はひたすら黒く、光は何も塗らないホワイトに。

一番明るい場所の隣に一番暗い場所。

こんな感じでどんどんコントラストをつけていきます。

路面も坂の下の方は朝日を反射して白い。

手前は素材感を出しながら明るい茶色で舗装を表現。

道路はグレーじゃないよ。ここが「色を感じる」大事なポイント。

草木の葉も緑の部分より「白」と「黒」を中心に。

さぁ、これでエドワード・ホッパーばりの「サングラスが必要な絵」になったかな?


「On the sunny side street 板橋区赤塚」

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サイズ F6号(410mm×318mm)
制作日 2013年9月
支持体 BBケント紙
画材  カリスマカラー/三菱ペリシア

BGMはジョン・ピザレリで!
posted by Ryota at 09:32| Comment(4) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年08月30日

色鉛筆。朝の順光を描く。


ここのところ風景画を描くときには順光よりも逆光気味に描くことが多かった私でございますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

逆光で描くメリットは、ちょっとドラマチックで非日常的な印象を与えることができる点。

コントラスト的にも、対象をシルエットで際立たせるが可能であったりします。

ただ、その分描き方もより難しく、また逆光の絵が増えると似たような色合いになったしまうことも。


ということで今回はオーソドックスに順光の絵を描いてみました。

場所はお馴染み板橋区は成増〜高島平あたりの住宅地。

この成増〜高島平間は直線距離にすれば1〜2kmくらいのものですが、なんとこの間に峠(笑)が二つ。

成増から赤塚公園に向かって最初の峠を越えてダウンヒルしている途中に、左側に入る路地を発見。

ロードバイクで下ハン握ってダウンヒルしていると絶対に気づきませんが、

最近ほとんどヘタレ走りばかりしていると、こういうところに目が行くんだな〜。


坂道途中の脇道へ入ってみると、住宅地が朝の日だまりに佇んでいる・・・。

その向こうにまた高台があり、木々と家々。

ま、ほんとうに何てこと無い風景ですが、実に平和でほっとする一瞬。

順光で明るい絵ですが、手前の影をより濃くすることでさらに明るさを際立たせる・・・。

って何てこと無い。やっぱり逆光っぽく描いているだけじゃん(笑)。

「朝日を浴びて 板橋区赤塚」
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サイズ F6号(410mm×318mm)
制作日 2013年8月
支持体 BBケント紙
画材  カリスマカラー/三菱ペリシア
posted by Ryota at 08:02| Comment(4) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年08月23日

色鉛筆。海からの風を描く。


相変わらず暑い日が続いていますが皆様お元気ですか?

私は独立開業前のバタバタの中、それでも絵を描いてギターを弾いて・・・。

で、今私のFacebookページで「水辺の風景」というお題で、今まで描いた絵を紹介しています。

その流れで、先週は「流水」なんて絵を描きました。

「流水」はどちらかというと風景画というよりは習作に近いものでした。

で、こうも暑い日が続くとやっぱり路面に太陽がギラギラ照りつけるような風景よりは、さわやかな絵を描きたい。

となると何を描くか? 

川辺の風景や庭園の池も良い。

山奥の渓流も涼やかだよな〜。

あ、でも今までちゃんと描いていない「水辺」があった。

それは「海」。

岩井海岸や江の島など、海のそばまで行きながら海を描かないというへそ曲がりぶりを発揮していたわけです。

すごく前に氷見漁港は描いたっけ。でも今の画法じゃないしな〜。


と、言うわけで・・・。

描いてみましたよ。海。

それでも、ど〜んと海を描くよりもさりげなく描きたい。

題材はやはり4月に行った江の島がすごく印象的だったので、江の島の海。

江の島は小さな島ですけど、ものすごくアップダウンが多い。

岩屋洞窟に向かって歩いて行くと、茶店の脇から海岸への急な坂。

樹木の影からほのかに海が見える。

階段を下りる道に沿って海からの風がここちよく頬に当たる。

木のざわめき、潮騒。

太陽のきらめき、潮の香り。

五感の全てが覚醒する瞬間。

そんな一瞬を切り取りたいと描いた絵がこれ。

「海風 藤沢市江の島」
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サイズ F6号(410mm×318mm)
制作日 2013年8月
支持体 BBケント紙
画材  カリスマカラー/三菱ペリシア

例によって結構な人混みだったんですが、意図的に全ての人物を描かないで仕上げました。

鬱蒼とした木立の表現はほとんどデザインナイフで仕上げています。

遠近感表現が大変でした。

今回は「描く」よりも「削る」がメインだったな〜。

「海」描くといいながら、「海」はほんの少しだったりして(笑)。

やっぱりへそ曲がりか???


posted by Ryota at 07:42| Comment(5) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年08月16日

色鉛筆。動きのある水を描く。


お盆も過ぎましてまだまだ暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、絵の話題の前にご報告。

私、20数年を過ごしました勤務先を来たる9月15日付けで退職いたしまして、9月16日より正式に個人事務所開設いたします。

今までいわゆるサラリーマンデザイナーとしての立場と、画家、ギター弾き、3足ワラジのような状態でしたが、これで完全に個人事業主となります。

これに伴いまして、今まで平日夜や土日に行っていた色鉛筆画教室も、平日昼間にどんどん入れていこうと思っております。
また、各種グループ展や個展も今まで以上に活発に行ってまりますので、皆様よろしくお願いいたします。

詳細はまたこのblogやwebサイトにてご案内いたします。



ということで、今週の新作。

今、私のFacebookページでは「水辺の風景」ということで、今まで描いた川や池など水辺をテーマに描いた風景画をご紹介しています。

これだけクソ暑いと、やっぱり涼しげな絵を描きたくなるのも人情。

ということで、水にテーマを絞って描いてみました。

「流水」
20130816.jpg

今回は、「動きのある水」を描いてみました。
静かな水面も非常に魅力あるモチーフですが、北斎やクールベのようなダイナミックな水も描いてみたい・・・。

が、なかなかあのような水面に巡り会うことも出来ず・・・。

それでも動きのある水面を発見!

早速描いてみました。

これ、どこだと思います?何となく山奥の渓流みたいに見えませんか?

まぁ、見えなければ私の画力不足なんですけどね。

実はこれ、中野区の紅葉山公園。

実際は背後の木々の間に、隣接する「なかのZEROホール」の建物が見えているんですけどね。

あえてそれを消して、水の流れだけに目が行くように描いてみました。

画面中央からさらに下の池に向かって水が落ちていくために、かなりただの池にしてはダイナミックな水の動き。

こうやってフレーミングするとそれなりに見えるから不思議。

多少涼しくなっていただけましたでしょうか?

サイズ F6号(410mm×318mm)
制作日 2013年8月
支持体 BBケント紙
画材  カリスマカラー/三菱ペリシア
posted by Ryota at 08:35| Comment(3) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年08月12日

色鉛筆。都会の里山を描く。


溶けそうに暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

こういう気候の時はなるべく外での運動は避けた方が良いですね。
私はロードバイクに乗りますが、もう早朝限定です。
この土曜日(10日)も6時から乗りましたが、もうその時間から30度近い気温。
10分おきに給水しないと死にますね。
80kmほど走りましたがウエットサウナの中を走っているようでした。

さて、普段はあまり遠出もせず、近場をウロウロと乗るだけの私のロードバイクライフ。

始めた頃は、いろいろな入門本に「ロードバイクはヒルクライムこそ醍醐味」とか「坂を登る面白さが判ってはじめてロード乗り」なんてことが書いてあり、「私もそのうちに坂登るのが好きになるのかな〜」なんて思っていました。

で、初めてのレースもヒルクライム系を中心に富士山や乗鞍のレースに出ていたわけです。

でもね。はっきり申し上げます。

2004年にロード乗り始めて9年目。レースやツーリングやらで色々な坂を登りました。

それなりに頑張ってきたつもりですが、全く速くならない。全く坂が楽しくない。坂は嫌いです!

ま、今更声を大にして言うまでもないんですけどね。

よく言われましたよ。「それだけ乗っていて何で速くならないの?」

知らんがな。もともと心配機能強くね〜し。


それでも自転車好きですし、ちょこちょこ乗るわけですが、遠出する時間も気力もない時にちょっと郊外気分を味わえる場所があります。

板橋区の成増から高島平へ抜ける道。

何本かあるのですが、このあたり微妙にアップダウンがあるんですね。

お勧めは川越街道の「成増小学校入口」交差点から「赤塚高台」「上赤塚交番南」交差点を経て郷土資料館・板橋区立美術館のある赤塚公園へ至る道。

特に「上赤塚交番南」交差点からの道は鬱蒼とした緑の中をダウンヒルできます。
見えてくるのは郷土資料館の茅葺き屋根。
朝の気温が低いときに走ると、とても23区内とは思えない空気を体感できます。

この資料館と美術館のある赤塚公園は、中に小高い丘があります。
ここは赤塚城趾なんですが、まるで田舎の里山。

公園を巡るように道路を走っていくと、「美術館入口」という交差点。

ここを左折すると高島平方面なんですが、ここから斜度20%近い坂。
まぁ、長さ150mそこそこなんで坂嫌いの私でもダンシングで何とか登り切っちゃう。

登り切った後、ふと後ろを振り返ると・・・・。

「都会の里山 板橋区赤塚」
20130812.jpg

サイズ F6号(410mm×318mm)
制作日 2013年8月
支持体 BBケント紙
画材  カリスマカラー/三菱ペリシア

ちょっと良い風景でしょ?
「美術館入口」の交差点を坂の上から眺めている風景。
この信号を左に行くと、滝があったり東京大仏があったりと、なかなか面白い場所。
美術館も面白い企画をやっていたりするので、お近くにお立ち寄りの際には是非。


posted by Ryota at 08:02| Comment(3) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年08月07日

色鉛筆。 暑い夏を描く。


いや、暑いですね。

8月15日までに4枚仕上げるというお仕事いただいていたため、中々新作をアップすることが出来ませんでした。
ようやく仕事の方も目処が付きまして合間に描いた絵をアップしましょう。

舞台は川越。

小江戸と称される蔵の街。

昔ながらの歴史ある建物がそこここにあり、人力車の呼び込みも響く観光地でもありますね。

どうも昔からへそ曲がりの所がある私は、そのまま観光地の絵はがき的風景は描きたくない。

ちょっと前にも川越の夏風景描きましたけど、交差点だったもんなぁ。

今回も蔵が建ち並ぶメインストリートではなく、一本脇道に入った路地を描いてみましょう。


もともとが東京のベッドタウンである川越。

歴史ある蔵造りの建物と普通の住宅地が混在しています。

観光客で溢れる通りを一本入ると静かな住宅地。そこに古い建物もあり、実に楽しい。

観光客が行き交う道へ交差する一本の路地。

そこから見る青空。

夏の太陽、溢れる光。

一瞬人通りが途切れた静寂。

詳細を描き込み、逆光が醸し出す影でさらに上から塗りつぶす。

そんな作業の繰り返し。


実はまた紙を試してまして、今回はBBケントを使用しています。

紙としてはKMKケントとハーネミューレのボタニカル紙の中間的な感じ。

KMKケントより紙が厚いので描きやすいですね。

しばらくはこれメインで行くかも。

「夏の路地 川越市仲町」
20130807.jpg

制作日 2013年8月
サイズ F6(410mm×318mm)
支持体 BBケント紙
画材 カリスマカラー/三菱ペリシア


posted by Ryota at 08:48| Comment(4) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年07月12日

色鉛筆。たまには屋内を描いてみる。


ここのところ、花や雨風景など初めての画題を描いてみました。

風景が好きだけど、とにもかくにも絵を描くことは大好きなので、得意不得意はあれど何でも描きたい。

ということで、今回は「屋内」にチャレンジ!


ま、実を言うとアントニオ・ロペス展で、刺激を受けたことも大きいんですけどね。

ロペスもかなり室内の様子を描いています。

特にバスルームを二つの視点で描いていたりして、大変面白かったですね。

じゃぁ、私は何を描こう。

残念ながら中途半端に古い自宅は、絵になりそうな場所ももない。

どこを見ても典型的ウサギ小屋。

やっぱり欧米の家屋や、伝統的日本家屋はいいなぁ。


で、悩んだ末、ロペスの影響丸わかりだけど、バスルームに決定。

正直、水や金属、その他の様々な素材や、光の反射も面白かったんですね。


午後の日差しを受けて、ステンレスの風呂桶が輝いたり、ガラスに映るシャンプーボトルが面白かったり。

てなわけで描いてみました。


観察力が勝負な絵でしたね。

屋内は光の方向や光源が複数ある場合が多い、
影の付き方も単一方向にならないこともありますね。
そこを見極めながら、反射や透過を描く。
そんな感じの作業でした。


「贅沢な休日」
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サイズ A3(297mm×420mm)
制作日 2013年7月
支持体 ハーネミューレ・ボタニカル紙
画材  カリスマカラー・三菱ペリシア

まぁ、こう暑いとね。
昼間っから風呂入って、風呂上がりに明るい内からビール飲みたいな!っと。
posted by Ryota at 07:49| Comment(6) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年07月05日

色鉛筆。歴史ある街を描く。


前回は珍しく雨の風景を描いてみました。

直射日光のない優しい光で描く風景もなかなかに難しく、かつ楽しくもありました。

ただ、やはり私の芸風は明るい光の溢れる風景かな。

E・ホッパーの絵みたいに「サングラスが必要」って言われたい。


そこで今回はまた明るい風景画。

そして東京近郊の観光地をチョイス。

以前、東京近郊の観光地で江ノ島の風景描きましたが、今回は埼玉県は川越。

ここ、観光地って感じは私自身あまりないんですけどね。学生時代なんかはただの地方都市的認識だったかな。


今回めがねを新しくする際にお世話になったお店が川越。

相方の母校も川越ということで、まぁ馴染みのある土地でもあるんですが。


で、先週の土曜日に川越をウロウロしていたんですが、いや〜人が多い。

いつの間にこんなに観光地化しちゃったんだろう?人力車は走り回っているし。

ネタはたくさん仕入れたんですが、あえて街のシンボルの蔵を描かかないのが私流。

今回の絵もあえて逆光で日差しの強さを強調してみました。

逆光になると細部が影になってわかりにくいんですが、資料写真のトーンカーブを思いっきりいじって細部を確認。

細かく描き込んでから、影で塗りつぶしていくというかなり自虐的作業。

でもこれをやらないとリアリティがないんですよね。

背後のマンションと前景にある伝統的ファサードの商店との対比が面白いですね。



小江戸に降り注ぐ午後の夏の日差し。人混みの切れた一瞬を切り取りました。

「日本の夏、小江戸の夏 川越市仲町」
20130705.jpg

サイズ A3(297mm×420mm)
制作日 2013年7月
支持体 ハーネミューレ・ボタニカル紙
画材  カリスマカラー・三菱ペリシア

この後、上福岡まで移動。

前々回、紫陽花の写真をご提供いただいたSさんのお店「銭湯カフェ 末広湯」にお邪魔しました。

もしかしたら上福岡でも色鉛筆教室もできるかも!

楽しい時間をありがとうございます!
posted by Ryota at 07:37| Comment(5) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年06月30日

色鉛筆。雨の風景を描いてみる。


もともと脳天気なところがあるせいか、陽光溢れる明るい絵ってのが好みですね。
エドワード・ホッパーの絵のように「サングラスが必要だ」なんて言われてみたい。

で、風景画も今までずっと日の光を意識して描いてきました。
順光であれ逆光であれ、主役は太陽の光と影。

これが自分の芸風であったわけです。

たまたま前回、新たなチャレンジとして「紫陽花」を描かせていただきました。
これは静物画として花を描いたんですが、非常におもしろかった。

じゃぁ、未経験のものももっとチャレンジしてみるか!ということで描いたのが「雨の風景」。

光が強いと影も濃い。
要するにコントラストが強いわけですが、影を黒く塗り込めることで対象が浮かび上がります。
形がはっきりするわけですね。

逆に言えば、暗い部分のディティールはわからない。つまり描かなくていい。
これ、ある意味楽なんです。

ところが雨や曇りの風景だと、当然ながら日の光は弱い。影も濃くならない。
ものの形を際立たせるのが難しい。ディティールもしっかり描かなくてはならない。
遠景は雨に煙る。空気遠近法をさらに強調したような表現になる。

ということで、試行錯誤しながらも腰を据えて描いてみました。
場所は柳瀬川にかかる歩道のみの橋。
橋の向こうは大きなショッピングセンター。
ふだんは河原でのバーベキューやランニングする人、ショッピングセンターへの買い物客で喧噪ある場所。

ところが雨だと人の声はおろか人影すら見えない。
聞こえるのは雨音だけ。

そんな雰囲気を表現したかったですね〜。

あと、今回もボタニカル紙を使用したのですが、多色で混色して輪郭をぼかしていくと、そのままで水彩のようなタッチになることを発見。
これはケント紙とは違うおもしろい効果でしたね。意外に良いかも。

「五月雨 新座市大和田」
20130630.jpg

サイズ A3(297mm×420mm)
制作日 2013年6月
支持体 ハーネミューレ・ボタニカル紙
画材  カリスマカラー・三菱ペリシア
posted by Ryota at 14:32| Comment(6) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年06月26日

色鉛筆。季節の花を描いてみる。


人によって得意な画題ってありますよね。

ご存知のように私の芸風は日常的な風景画にあるわけです。
ただ、いつも同じ風景画ではさすがに飽きるわけで、その時には飛行機描いたりまれに人物描いたりしています。

そんな中で一度も描いたことないのが「花」。

風景画としては桜を主題に描いたことはありますし、人物画のバックに花があるのも描いたことはあります。

でもいわゆる主題としての花は描いたことがない。

なぜなら、全く私に似合わない。わはは。

実際、花、知らないですしね。桜とチューリップとひまわりくらいしか区別付かんぞ。

そんな中でもさすがに「あ〜この花なら知っているぞ」というのが「あじさい」。

まぁ、季節柄もぴったり。

Facebookでお知り合いになることのできたSさんが、実に粋な生け方をされているあじさいをご自分のページにアップされていました。

見た瞬間、「あ〜、これ描いてみたい!」となりまして、お願いして角度を変えて撮影していただいた写真を数枚送っていただきました。

それを頭で再構成して描いてみたのがこの絵。

どちらかというと花そのものより構図や配色に気を使いました。

全体的に左下に主体を置いているのは、花そのものが中心にくるように配置したということもありますが、できれば大きい空白を活かして空気感のようなものを出したかった意図もあります。

また、バックの処理も最初は写真の背景にあった「赤」で処理をしていたのですが、どうも花自体と喧嘩しそうなので、塗った後からやり直し。
すべて消しゴムで一度赤を除去してから「黒」で塗り直しました。

黒にしたおかげでより花が際立つようになりました。

雨の一日の静寂さ、落ち着き、そんなものが表現できていると良いなと思います。

「Rain Song」
20130626.jpg

サイズ A3(297mm×420mm)
制作日 2013年6月
支持体 ハーネミューレ・ボタニカル紙
posted by Ryota at 07:47| Comment(6) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年06月21日

色鉛筆。都会の路地を描く。


最近、逆光的な光が醸し出す影がすごく面白くて、風景画描くとどうも逆光気味になっちゃってますね。

今回の一枚もそんな感じ。

6月初頭の週末、久し振りにゆっくり休みが取れたので、行きたかったところへ。

まず、最初は東急BUKAMURAで開催中だった「アントニオ・ロペス展」へ。

IMG_2061.jpg

スペインの偉大なリアリズム絵画の巨匠。

かねてから見たかった人なのですが、ようやく日本でも展覧会が開かれ、その原画を目にすることが出来ました。

何となく絵の方向性が私と同じような所を見ているようで、大変に勉強になりました。

その後は、これも見たかった太田記念美術館で開催中の「北斎と暁斎−奇想の漫画」展。

北斎も大好きな絵師ですので、何か企画展などがあると必ず足を運びます。

今回は河鍋暁斎との共同展示。河鍋暁斎も好きな絵ですのでなかなかに美味しい企画。

こちらも充分堪能しました。

太田記念美術館は浮世絵専門の美術館ですが、原宿とは思えない落ち着いた一角にあり、雰囲気も非常に落ち着きます。
まだ行かれたことのない方は是非。

IMG_2062.jpg


さて、こんな具合に渋谷〜原宿をおっさんのくせにウロウロしたものですから、ちょっと青山あたりまで足伸ばして色々とロケハン。

都会の細い路地を歩いていると、近代的なビルのガラスに写る空や光が美しい。

それを描いてみたのがこれ。場所の特定は比較的簡単かな。
例によってボタニカル紙に描いております。

「都会の路地 港区南青山」
20130621.jpg

サイズ A3(297mm×420mm)
制作日 2013年6月
posted by Ryota at 07:33| Comment(5) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年06月15日

色鉛筆。油性色鉛筆で水彩っぽく描いてみる。


教室やっていますとね、参加されている方から「もっと簡単なヤツをFacebookやBLOGにアップして」と言われることがあります。

まぁ、確かにね。

細かく描き込んだ風景画や飛行機画ばっかりじゃなくて、素描に近いものでも良いかなとも思っています。

で、せっかくB5サイズのヴィフアールも買ったことだし、チャチャッと描いちゃうか。

何描こう?

自分の撮った写真フォルダをボーッと見ていると、ふと目にとまった一枚。

2004年まで乗っていた私のバイク。YAMAHA DT230LANZA。

あ〜、これ描くか!

チャチャッとね。

バイクの中免取って以来、ずっとオフ車が好きでした。
本当はフルサイズのトレール車に乗りたかったんだけど、なにせ身長160cmの小さいおっさん。
2ストのエンデューロマシンレプリカやモトクロッサーレプリカはとても無理。
だってシートにまたがったら片足のつま先すら届かない・・・orz(シート高が900mmくらい)

で足つき性から、ずっとYAMAHAのセローに乗っていました(シート高820mm)。

セローも結構気に入ってライトや外装を改造したりしながらずっと乗っていました。
若干パワー不足も感じて、エンジンのボアアップもしたなぁ。

そんな中、1997年に発表されたのが2ストトレールのLANZA。
小ぶりで足つき性も良く、動力性能も2ストらしい高馬力と俊敏さ。
シート高は860mmながら、ほどよく乗車するとサスが沈み足が付く。

迷わず乗り換えましたね。
ところが交差点の右直事故でフロントを総取っ替えすることになり、その時に外装系やライト周りに手を入れて改造。
ハンドルもレンサルのアルミに換えたり、ハンドガード付けたり。
まさに自分仕様の一台に育てていきました。

でもロードバイク(自転車ね)にも乗るようになると自転車と行動半径はあまり変わらないことが判明。
ロードバイクでも普通に一日100km走れちゃう。
レースやツーリングなども自転車になっていく生活。

しばらく暇見つけてLANZAも乗っていましたが、だんだん乗る機会が減っていくことに・・・。
クルマもあるので保険は2倍。維持費もきつくなってきました。
乗らないで腐らせるよりは、他の人にガンガン乗ってもらった方がコイツも幸せだよな。

で。ついに2004年に手放しました。

もうバイクに乗らなくなって10年近く。
排ガス規制のせいで2ストオフ車も今ではすっかり見かけることも少なくなりました。

それでも時々思うことは・・・機会あったらまた乗りたいなぁ。

そんな思いで描いていたら、簡単に・・・どころかどんどん描き込んじゃって(笑)。

ただ、描いている最中に、「今描いているのは水彩紙だよな」と気づく。

実はボタニカル紙に描きはじめていたんですけどね(細かく描き込む気、満々)。

じゃぁ、ちょっと水彩テイスト入れてみよう!

ということで、今回バックの処理は水彩風に描くことに。

当然使っている色鉛筆は水性色鉛筆ではなく油性の色鉛筆ですから、水ではぼかせない。
(油性をぼかせるメルツという溶剤もありますが、使いません)

あくまで水彩風に色鉛筆で描く!

水で垂れたように描く!

筆跡も細かく描く!

で、結局こんな絵になっちゃった(笑)。

いつもと同じやんけ!!

「YAMAHA DT230LANZA in my heart 1997-2004」
20130615.jpg

サイズ A3(420mm×297mm)
制作日 2013年6月 
posted by Ryota at 17:30| Comment(3) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年06月12日

色鉛筆。新しい紙を試してみる。


前回のエントリで、サイズを縮小してみようかな・・・というお話をしました。

また、珍しく人物画を描いたときに、思いつきで水彩紙のヴィフアートという紙を使ってみました。

いつも使っている紙はKMKケントという製図やデザインに使うことの多いケント紙です。

ケント紙を使用する利点は、
1 表面が非常に滑らかなため紙の凸凹による筆致が残らない。
2 デザインナイフでひっかく「スグラフィート技法」が紙へのひっかかりが少ないのでやりやすい。
3 紙の価格がリーズナブル。
などがあります。

反対に欠点は、
1 表面が平滑なため、顔料の乗りが悪い。
2 そのため完成後の画面保護が難しい。
3 多色による混色に慣れが必要。
などですね。

欠点については慣れと工夫で克服できますので、今まであまり紙を換えることは考えませんでした。
逆に細密な絵を描くには大変適しているという利点が遙かに大きい。

ところが、前回人物画をヴィフアールに描いてみると、混色する場合に紙に深く顔料が入るせいか、若干ケント紙よりも色に深みがでるような感じがしました。

そこで、試しにケント紙以外をちょっと試してみることに。

この場合、一番の障害は紙のお値段。

私のような芸風ですと、かなり細密に描きたいので「粗目」の紙は向かないので、どうしても「極細目」や「細目」の紙が必要です。

そうするとね〜。お高いんですよ。

今まで描いてきたF8号やP10号のサイズですとケント紙の倍以上する紙もあります。

高級水彩紙で有名な「アルシュ」なんかだと、360mm×510mmのブロックで軽く12,000円超えます。使ってみたいなぁ。

ヴィフアールは前回使ったしな〜。他にも試してみたいな〜。

そこで、色々と迷った結果、
ドイツのハーネミューレから出している「ボタニカル紙」を使ってみることに。

この紙でもF8サイズだとブック(20枚綴り)で4,500円超えちゃうんで、私に合わなかった場合を考えるとちょっと高価。

ちょうどサイズを少し小さくしてみようかなと思ってこともあり、A3サイズをチョイス。これだとブックで3,000円弱。

IMG_2302.jpg

で、描いてみました。

結構大きいサイズに慣れていたせいか、小さいとやっぱりどんどん描ける。

ほぼ3日間、都合10時間くらいで描けちゃった。

場所は5月に行った江ノ島の風景。

海に向かう路地をまた海を描かずに描いちゃった。

懸念されていたデザインナイフの使い心地ですが、やっぱりひっかかりが大きいものの、慣れれば何とかなるかなレベル。

かなり滑らかな部類の水彩紙ですが、さすがにケント紙ほどは滑らかではなくかなり描いていて筆圧強くしないと顔料が入っていかない。

そのかわり混色するとかなり深みが出る感じです。

何より紙が厚い(190g/m2)のが妙に安心感がある。

さて、紙を換えてなおかつ描画サイズはP10号(530mm×410mm)からA3(420mm×297mm)にサイズダウン。

モニターではサイズ変更はわからないと思いますが、見た目はいかがでしょうか?

「海への小道 藤沢市江の島」
20130612.jpg

サイズ A3(420mm×297mm)
制作日 2013年6月
posted by Ryota at 07:58| Comment(4) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年06月06日

色鉛筆。正しい東京の路地を描く。


この間のグループ展用に描いたB2サイズの「ヒマラヤ杉」。

谷中の名物お菓子屋さんの前にある立派な木を描いたのですが、「ヒマラヤ杉と谷中の暮らしを守る会 」のサイトに取り上げていただけました。

この会、土地の売買などで景観保存に危機感抱いた方たちが立ち上げたものですが、私も谷中の景観はずっと残って欲しいですね。
絵描きとして作品がそのお役に立てるのであれば大変光栄です。

さて、今回の絵はそんな谷中の風景から。

もう谷中はどこでも絵のネタになるのですが、ここも谷中霊園のすぐそば。

人通りの多い通りからちょっと目を向けると、こんな風情ある路地があったりします。

「自動販売機のある路地 台東区谷中」
20130606.jpg

サイズ P10号(530mm×410mm)
制作日 2013年6月

こういう路地だと、普通は自販機のキツイ原色は台無しになるところですが、私的には何だかおもしろいんだよな〜。
これも東京の正しい姿。

しかしこの絵も止め時が難しかった・・・。
描いても描いても描くところが沢山あるようで。

今年になってからP10号(530mm×410mm)というサイズを中心に描いてきました。
大きい絵(色鉛筆にしては)も楽しいですが、ちょっと今後は少しサイズを小さくしようかな。
小さめのサイズで丁寧に描き込む・・・ってのも良いかもしれないと思う今日この頃。
posted by Ryota at 09:23| Comment(9) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

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