2014年12月08日

色鉛筆。銀座ミレージャギャラリー「2014年展」参加。


皆さん、こんにちは。
こちらのBLOGはすっかり放置になっておりますが、グループ展のご案内です。

2014年12月17日(水)〜22日(月)
銀座ミレージャギャラリー「2014年展」に参加いたします。
時間:11:00〜19:00(初日は12:00から。最終日は17:00まで)

今回で3年連続の参加になります。
色鉛筆だけでは無く油彩・水彩・日本画・CGなど様々なアーティストさんとのグループ展。
お時間ございましたら、是非お運びください。

20日の土曜日はレセプションパーティーがあります。
もしかしたらギター弾くかもしれません。こちらも是非ご参加ください。

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また、来年2015年1月16日(金)〜20日(火)に「第2回 トーキョー・イロエンピツ・スタイル展」を開催します。
場所は昨年と同じなかのZERO展示ギャラリーにて。
こちらもまた近づいたらご案内します。
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2014年03月10日

色鉛筆。ふたたび雪を描く。

2月の関東に降った大雪は、やはり2週連続ということもあり印象深いものがありました。

絵描きとしては、こういう自然現象は絵の題材としてぜひ描いておきたいものですね。

前々回の記事では2月8日(土)の雪について描きました。

で、今回はその次の週に降った雪を描きたいなと思ったのですが、金曜日から降り始めた雪は前週を超える勢いで降り積もり、しかも土曜日には雨に変わりました。

こうなるとさらに悲惨で、土曜日には大量の水分を含んだグッチャグッチャの重い雪に埋もれる・・・という様相に。

とても街中に出てロケハンするという行動もできず、ひたすら蟄居する羽目になりました。


その前の週は雪の翌日にカラッと晴れたため、かなり長時間ロケハンができました。

なので、今回もその2月8日の降雪後を描いてみました。


前回の「残雪」は雪と共に青空に映える高圧線鉄塔がもう一つのテーマでした。

今回はより「雪」そのものに焦点を当てて、雪が次第に溶けていく様子を絵にしたいと描いてみました。

場所は前回とほぼ同じ、新座市の巨大団地。

そこの集会所付近ですね。

溶け始めて見えつつある石畳や、木々の残雪。

雪の上に残る轍やひんやりと残る空気感などが表現できればなぁということで・・・。

「融雪 新座市新座」
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サイズ B3(51.5cm×36.4cm)
制作日 2014年2月
支持体 KMKケント紙
画 材 カリスマカラー/三菱ペリシア
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2014年03月03日

色鉛筆。繁華街の夕暮れを描く。


雪の絵をもう一枚アップしようかとも思ったのですが、同時に描いていたこちらの絵を先に。

千駄ヶ谷にあるデザイン仕事のクライアントさん。

通勤が無くなった今では、意図的に歩かないと身体がなまります。
なので、行くときも帰るときも西武新宿の駅から千駄ヶ谷まで歩きます。

で、商談帰り。

外苑西通りを歩き、内藤町から四谷四丁目交差点まで行き、そこから新宿通を駅に向かって歩きます。
時刻は冬の16時過ぎ。徐々に暗くなってくる時間。夏ならまだ陽は高い時間ですけどね。

ちょうど新宿通を西に向かって歩き、途中の世界堂で画材を仕入れ、新宿三丁目あたりでほぼ日暮れの時間。

ところが西に向かって歩いているのに夕日が見えない。

曇りがちなせいか、それとも新都心の高層ビル群に隠れているのか・・・・。

ふと見あげた空に赤い丸い灯り。

お!?夕日か?と思うと老舗百貨店、伊勢丹のネオンサイン。

完全な夜でも無く、また赤々とした夕焼けでも無い空。

夜と昼の境目、逢魔が時の街は光と反射が微妙に混じり合い、何とも幻惑される光景ですが、
これを絵にするのがまた難しい。

特にそらの色を何色にすべきか?

随分と試行錯誤しました。

少し明るすぎた感も無きにしも非ずですが、まぁこんな感じかな。

「三丁目の夕日? 新宿区新宿」
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サイズ A3(297mm×420mm)
制作日 2014年2月
支持体 KMKケント紙
画 材 カリスマカラー/三菱ペリシア
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2014年02月24日

色鉛筆。週末の大雪を描いてみる。


昨年の成人式に降った大雪で大変な思いをしたのがまだ記憶に新しいところですが、今年は何と2月に2週連続の大雪。

今年は去年の反省も込めて、雪の予報の時にはクルマは絶対に使いません。

以前のインプWRX-STIならともかく、FRのBRZではチェーン付けても心許ないですし、こちらが何とか走れていても周りが立ち往生しちゃうとどうにもなりません。

ということで恒例の色鉛筆サロンも中止にしたり、遠出も出来ませんから2週連続で週末はこもっておりました。

ただ、せっかくの雪景色ですからネタにしないのはあまりにもったいない。

ということで、雪が止んだ翌日。まずは2月9日の日曜日にうろついてみました。

2月14日の大雪とは違い、この1回目の大雪はそれほど湿っていないせいか雪解けもスムースだったような気がします。

それでも大通りから一本入った路地はかなりの積雪量で、歩くのも一苦労。

ただ、やはり雪の白さが加わることで普段とは違う景色に見えますね。

柳瀬川に向かって高低差のあるこの新座市新座あたりはかなり坂が多い街です。

路地から見る鉄塔もさらにダイナミックに見えるのですね。

そこに雪の白さを加えると色彩的にもかなりコントラストが上がり、インパクトが増すような気がします。

さて、せっかくの雪ですからもう一枚くらい描いてみましょうか・・・。


「残雪 新座市新座」

20140218.jpg

サイズ A3(29.7cm×42cm)
制作日 2014年2月
支持体 KMKケント紙
画 材 カリスマカラー/三菱ペリシア

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2014年02月17日

色鉛筆。正統派静物画を描く。


ちょっと風景画の方はお休みしていますが・・・・。

最近、静物画を描いていますが、まぁ私なりというか自分の好きな物を並べて描いているだけなんですけどね。

ここで、ちょっと正統派の静物画を描いてみたくなりました。

静物画というモチーフはそれこそ様々な巨匠が洋の東西を問わず描いているわけです。

そんな中、今までに私がもっとも感動したのが、17世紀のオランダ絵画。

当時のオランダ絵画、特に人物画はフェルメールやレンブラントが有名ですね。

2012年にオランダ・マウリッツハイス美術館の展覧会が日本の東京都美術館で行われました。

そこには上記のフェルメールの有名な少女も来ていたんですが、私は当時の風俗画や静物画が面白くて、そちらをじっくりと鑑賞しました。

そんな中でもピーテル・クラースの静物画は大変静謐そして緻密で、カメラの無い時代における肉眼観察力の高さに驚愕しました。


で、今回ちょっとピーテル・クラースへのオマージュ的に描けないか?と描いてみたわけです。

実際には描く前のセッテッィングが大変でした。

典型的純日本風ウサギ小屋の我が家・事務所では、かの時代の雰囲気など出せるわけも無く・・・。

並べるべき小物類もオシャレなものなどありません。

食器棚やウィスキーの空ボトル、絵の教室用に買ってあった100均のガラス瓶などを並べて、台所にあった果物を持ってくる。

当時の静物画に多く描かれた燭台とろうそくも、せいぜい仏壇用くらいしかない・・・。

典型的日本人の宗教行事(神社に初詣、法事は仏教、クリスマスに憧れ)しか経験ないので、キャンドルはまだしも燭台なんてないのです。

そこで、スポットライト型のスタンドを灯してみたり・・・。

ところが光量弱くてあまりかっこよくない。

ライティングで少しでも何とならんか?と工夫するも中々決まらず・・・。

結局白熱灯をもう一つ持って来て、対象物を並べるところに環境光的に当たるように調整。

これで何とか体裁が整えられたかな。

残念ながら17世紀の彼らほどの観察眼を持ち得ない私は、ここで数十枚の写真を撮影。

そしてざっくりとスケッチ。

ここから描き始めると速かった。

約4日間で完成。

絵は止めどころが難しいんですが、静物画は特に難しいですね。

描いても描いてもまだ足りない気がするんですが、もともと短期決戦型なので悩み始める前にすっぱりと止めます。

さて、いかがでしょう?

とてもピーテルには追いつけませんが、少なくとも油絵の中でも大丈夫な出来にはなったかな。

「Reflection and transmission」

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サイズ B3(515mm×364mm)
制作日 2014年 2月
支持体 KMKケント紙
画材 カリスマカラー/三菱ペリシア
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2014年02月10日

色鉛筆。久々に飛行機を描く。


風景画家などと言いながら、最近はちょっと風景画はお休み。

ということで久々に飛行機でも描いてみようかな。

2013年は何故か大変な「零戦」ブームでしたね。

アニメや映画で題材に取り上げられたのが大きいと思いますが、私的にはやっぱり実機を見られたのが大きかった。

昨年は8月まで所沢の航空発祥記念館に、アメリカのプレーンズ・オブ・フェイムが所有する零戦52型が来ていました。

この機体はグアムに遺棄されていた飛行可能な機体でした。

それをアメリカが持ち帰り、現在に至るまで唯一オリジナルの中島・栄21型エンジンで飛行可能な機体として維持されています。

戦後2回ほど里帰りしていますが、最も最近では1995年に龍ケ崎飛行場でP51Dマスタングと飛行展示を行いましたね。

この時は私も見に行き、オリジナル零戦のエンジン音と迫力のフライトに魅せられました。

その時は比較的距離があっての観察ですが、所沢はほぼ手の触れられる距離。

この時とばかり多数の写真を撮影しました。

その時の記事はこちら

で、今回はこの時の写真と記憶を頼りに久々に零戦を描いてみようかと。

最初はこの機体をモデルに大戦中のシチュエーションで仕上げようと思っていたんですけどね。

きれいに磨き上げられた機体と、生産から70年以上も経っているのに、そして10,000機以上の兄弟もいたのに、ただ1機でひっそりと健気に佇んでいるその姿を見ていると、やはり今の姿のまま描こうかという気持ちに。

プラスチックモデルの世界では、パネルラインやリベットを強調してウェザリング(汚し)を施して「リアル」を追求しますが、実機を観察するとパネルラインやリベットはほとんど目立ちません。

非常に滑らかに見えますね。

そのかわりジュラルミンの機体表面はわりとデコボコがあり、かなりベコベコした印象もあります。

実際に70年前はどうだったんでしょうね。

当時のモノクロ写真を見ると、やはりそれほどパネルラインは見えません。

大戦末期は工作精度の低下もあるんでしょうか。わりとベコついた印象もあります。

そのかわり当時の整備員の話では「ウェスでピカピカに磨き上げる」というような話も出てきます。

当時も今の航空自衛隊と同じで、搭乗員は固有の機体を持つことは少なかったようですが、整備員は必ず自分の担当機を持っていました。

愛情込めて仕上げていたかもしれません。

ということで・・・。

「Everlasting Zero」
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サイズ A3(29.7cm×42cm)
制作日 2014年2月
支持体 KMKケント紙
画 材 カリスマカラー/三菱ペリシア
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2014年02月03日

色鉛筆。引き続き自分の好きな物を描く。


前回からちょっと静物画が面白くて、また同じ路線で早速描いてみました。


前回同様、自分の持ち物で好きな物を並べて「自分らしい静物画」なんて言っていますが(笑)。

今回は
●BUZZ RICKSONの初期ロットMA-1レプリカ
 MA-1というよりほぼB-15Dに近いモデル。 15〜6年前に買った物ですね。

●OLYMPUS-PEN F
 これはベストセラーのハーフサイズカメラOLYMPUS-PENを一眼レフ可したもの。おそらく1964年製かな。
 祖父から譲り受けたものですね。

●RUDY PROJECT RYDON
 自転車用アイウエア 日本限定モデル。 たぶん2008年モデルかな。

●LENSATIC COMPASS
 以前勤めていた会社の転勤時に記念で頂いた軍用コンパス。

●FENIX LD20 マグライト
 自転車用ライトに使用している強力マグライト

これらをごちゃっと並べて、いかにもアウトドア的シチュエーションに仕立てた絵。

金属、ガラス、プラスティック、皮、ナイロンなどの素材の描き分けを楽しむために描いたんですが、
意外にもナイロン製のフライトジャケットが一番難しいですね。
革ジャンの方がはるかに簡単。
ナイロン製フライトジャケット独特の光沢やテクスチャがどうも上手く描けませんでした。

あとはアイウエアのレンズ。
こいつが調光機能(光の強さによって色の濃さが変わる)レンズなんですが、もう結構長いこと使っているんで、色がちゃんと変わりきらない。なんとなく濃くなっている状態なので、反射しているんだか、透過しているんだか・・・(笑)。
もうこれ以上描き込んでも良くなりそうもないので、ここらでアップ。

余談ですが、この絵見ているといかにも私自身アウトドア好きに思われそうですが、実際全くアウトドアに興味は無いんですね。
キャンプなんで「何でわざわざ不自由な思いして野宿せなあかんねん?」って思いますもん。虫も嫌いだし。料理もできないし。

ま、あの動画が完成するとこうなる・・・ということで。

「Feel the Field!」
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サイズ A3(29.7cm×42cm)
制作日 2014年1月
支持体 KMKケント紙
画材 カリスマカラー/三菱ペリシア

ちなみにFacebookでデザインナイフを使用してハイライトを強調したり、輪郭を際立たせたりする手法を動画で紹介しています。
よろしければご覧ください。

因みにナイフ入れる前の絵がこれ。
20140203b.jpg

上の完成版と比べてみてください。
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2014年01月29日

色鉛筆。静物画で自分らしさを出してみる。


トーキョー・イロエンピツ・スタイル展でライブペインティングしていたヤツですが、
こんな風に仕上がりました。

「朝の行事 板橋区赤塚」
20140124.jpg

制作日 2014年1月
サイズ A3
支持体 KMKケント
画材  カリスマカラー/三菱ペリシア

会場ではちょっと照明が黄色がかっていたため、すこし色合いが自分の思っていた色と異なってしまいました。
そこで、自宅に持ち帰ってから若干の色補正と細部の描き込み。
まぁ、会場で描くのがメインだったのでこんなものかな。細部がやっぱりちょっと甘いです。

「素描01」
20140122.jpg

制作日 2014年1月
サイズ A3
支持体 KMKケント
画材  三菱uni 2H H B 2B 4B 6B 8B 10B

この絵はもともと会場で書くつもりでは無く、純粋に練習用に家でフリー写真をベースに描き始めたものなのですが、上記の絵を会場に持って行くときに一緒に持って行ってしまい、仕方なしに会場で描いたという(笑)。
たまにはこういう鉛筆だけのデッサンも良いですね。


さて、大変な刺激を受けたトーキョー・イロエンピツ・スタイル展。
この刺激の余韻がある内に・・・と描き始めたのが何と静物画。

自分は風景画家だと自他共に思っているわけですが、ちょっと普通とは違う静物画を描きたくなっちゃった。
自分らしい静物画って何かな〜と思っていると、無造作に脱ぎ捨てた20年物のSchottのライダース。
その上にこれもまた無造作にほっぽらかしたNikon D3200。

これは描くしか無い!とばかりにケント紙にざっくりスケッチ。
その後、この状態で撮影しようとカメラを探すバカな私・・・orz

その場はとりあえずiPhonで撮影してさっそく下絵に取りかかる。

何となく頭にピーテル・クラースやアドリアーン・コールテなど17世紀オランダの画家達の作品が・・・。

カメラの存在しない17世紀に驚くべき観察眼で、まさに写実中の写実のような絵画を描き上げるその画力。

これは自分もできるだけその素材感をきちっと描写しよう。できれば写真以上に。

ということで乗りに乗って3日間で描き上げたのが・・・・

「Schott and shot」
20140128.jpg

制作日 2014年1月
サイズ A3
支持体 KMKケント
画材  カリスマカラー/三菱ペリシア

いや〜非常に面白かったですね。
これを機会にちょっと静物画を続けて描きたくなっちゃった。
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2014年01月23日

色鉛筆。色鉛筆の祭典、無事終了。


ご案内しておりました、「第1回トーキョー・イロエンピツ・スタイル展」。
無事終了いたしました。

5日間でご来場されたお客様、延べ300名。
土日は一日100名のご来場をいただきました。
これほど多くのお客様に絵を見ていただくことが出来、主催者および出展者一同深くお礼を申し上げます。
ありがとうございます!

プロ・アマ合わせて25名、全部で69枚の作品が展示されました。
一口に色鉛筆と言ってもその表現範囲は広く、モチーフ、タッチ実に広範囲の表現が行われております。
その展示会風景を少しご紹介しましょう。

DSC_0111.jpg


続きを読む
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2014年01月11日

色鉛筆。久々に鉄道を描く。


皆様、大分遅くなりましたがあけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

さて、来る17日(金)〜21日(火)。
なかのZERO 展示ギャラリーにて第1回トーキョー・イロエンピツ・スタイル展覧会を開催します。

私とプロの作家さん数名、そして私の教室の生徒さん総勢24名で展示します。
色鉛筆の可能性を是非感じていただければ幸いです。

入場は無料。

会場では私がほぼ毎日ライブペインティング(その場で絵を描く)を行います。

詳しくは下記をご覧ください。

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さて、年明け一発目の新作です。

このところ良く描いている雑司ヶ谷界隈から目白通りに出て学習院方面へ・・・。

明治通りと都営荒川線をまたぐ千登世橋から新宿方面を望んだ絵です。
鉄っちゃんなら絵を見ただけで場所がわかるのかな?

「沿線風景 豊島区高田」
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制作日 2014年1月
サイズ B3
支持体 KMKケント
画材  カリスマカラー/三菱ペリシア

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2013年12月30日

色鉛筆。アメリカの雑誌に特集される!


日本にも美術系の雑誌は多々ありますが、考えてみれば技法に関しての雑誌は少ないかもしれないですね。
私が知っているだけでも「一枚の繪」ぐらいかなぁ。
「美術の窓」や「月刊美術」、「美術手帳」などでも技法が特集されることはありますが、やはり鑑賞者向けの記事も多い。

ところがびっくりすることにアメリカだと色鉛筆専門の雑誌があるんですね。それも技法中心の。

それが「COLORED PENCIL Magazine」。
24ページのパンフレットほどの雑誌ですが、ちゃんと月刊で発行されています。
ページ数も少ないのでサイトからのダウンロード版もあり(購入はこれがほとんどなのかな)、まぁ言ってみれば同人誌的ではあります。

その存在自体は以前より認識していましたが、英語があまり得意では無いので「ふ〜ん」程度で終わっていました。

ところが今年の10月に編集長のSally Fordさんからダイレクトにメールがあり、雑誌に特集記事を載せたいとの打診をいただきました。
最初はお金がかかるのか少し警戒しましたが、先方からの要望は英文STATEMENTと作品の画像データの提出のみ。

英語が苦手なので、色鉛筆仲間で翻訳家のTさんにお手伝いいただき、何度かのメールやり取り後、無事STATEMNETと作品ファイルを提出。

その雑誌が2014年新年1月号として先日発売されました。

何と表紙も私の絵(江ノ島を描いた海風)。
特集は見開き4ページ。

私の所にはPDFのダウンロード版が送られてきたのでプリントアウトしてみました。
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公式サイトにもアップされていました。
http://coloredpencilmag.com/

販売サイトも・・・。
http://www.magcloud.com/browse/issue/680486

まぁ、マイナー画材のマイナー雑誌なので、日本で注目されることはほとんど無いと思いますが、それでも世界で唯一(たぶん)の色鉛筆専門誌に掲載されたことは大変名誉なことですす光栄ですね。
今後も頑張って描いていきたいと思います。

ということで、年内最後の新作もアップ。

前回の夕日を描いた道から一本横の路地。
ほぼ同じ構図で今度は昼間の透き通った青空を描いてみました。
比較してみて頂けると面白いかもです。

2013年は私にとって大きな転機の年でした。
皆様のお陰で無事に年を越せそうです。
本当にありがとうございます!来年もご贔屓の程よろしくお願い申し上げます。

「青空見あげて 豊島区雑司が谷」
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サイズ A3(42cm×29.7cm)
制作日 2013年12月
支持体 KMKケント紙
画 材 カリスマカラー/三菱ペリシア
posted by Ryota at 10:16| Comment(7) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年12月25日

色鉛筆。夕日に照らされる街並みを描く。


12月18日〜23日でミレージャギャラリーで開催された「2013展」、無事終了しました。
大勢のお客様にご来場いただきました。
また、「ネットで見ていて原画が見たくて来ました」と仰っていただいた方が何人もいらっしゃいました。
感謝感激でございます。

ネットも、改めて絵を見て頂ける有効なツールなんだなぁと認識を新にしました。
真面目にBLOGも更新しないと・・・。どうもFBやPIXIVにかまけておろそか気味に・・・。

さて、そんなわけでちょっと間が空きましたが新作です。

前作の富士見坂を描くためにウロウロしていた雑司ヶ谷〜目白台界隈ですが、富士見坂以外にも良い所がたくさんあります。
3時間近く歩き回っているうちに、冬の短い日が傾き始めていつしか周りは黄昏模様。

そろそろ歩き疲れたし、次の予定まで喫茶店でも入ってコーヒー飲もうかな・・・なんて思いながらふと坂道の下から目を上げると・・・。

雑司ヶ谷霊園方向の常緑樹が夕日をあびて黄金色に輝いています。
まるで紅葉しているかのように。

電柱も道路も建物の壁面もみんなオレンジ色。

これを絵にしたら楽しかろう・・・・。

ということで絵にしてみました。

人間にはどうしても固定観念っちゅうものがあって、空は青、木々は緑、アスファルトはグレー・・・なんて思いがちですが、良く観察すると実に様々な色に変化しているんですね。

実際絵を描くときに、その固定観念をオーバーロードさせて違う色に塗り込めるってのは勇気がいるのですが、見たまま、感じたまま描くことが大切。

今回も思いっきりオレンジで塗り込めました。


「夕日を背負って 豊島区雑司が谷」
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サイズ A3(42cm×29.7cm)
制作日 2013年12月
支持体 KMKケント紙
画 材 カリスマカラー/三菱ペリシア
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2013年12月14日

色鉛筆。都内の有名な坂を描いてみる。


東京って本当に坂の多い街で、千代田区辺りの都心を歩いていてもそこここに沢山の坂があります。
また、その坂のそれぞれに色々な名前がついていて、歴史を感じることができますね。

先日、ギター仲間のコンサートを聴きに雑司ヶ谷まで行ったのですが、少し早めに家を出て雑司ヶ谷周辺のロケハンをして参りました。
雑司ヶ谷あたりもかなり坂の多い街なのですが、さらにちょっと足を伸ばして目白通りを日本女子大方面に歩いて行きます。

そうすると、目白台二丁目交差点の手前に、前から描いてみたいと思っていた「富士見坂」があります。

この坂は、豊島区高田と文京区目白台の区境にもなっているのですが、途中から三叉路になっており非常に面白い風景になっています。
三叉路の分岐点には歴史ある住宅が鎮座し、左側は階段路地、右側は下からの一方通行。
まぁ、たしかにこの坂でクルマがすれ違うのはかなりしんどい。自転車で上がるのはもっと嫌(笑)。

遠景の新宿高層ビル(コクーンタワーなんかが見えますね)と近景の住宅との対比も面白い。
ここもかつては富士山が良く見えたんでしょうね。

「午後の富士見坂 豊島区高田」

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サイズ B3(515mm×364mm)
制作日 2013年12月
支持体 KMKケント紙
画 材 カリスマカラー/三菱ペリシア
posted by Ryota at 10:43| Comment(5) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年12月09日

色鉛筆。久しぶりに猫を描く。


私の場合、メインの画題は風景が多くてカテゴライズされるなら風景画家なのかなぁと思います。

それでも静物や人物などもたまに描きますが、なんだかんだでそこそこ描いていたのが猫ですね。

毛並みの表現などを描くのに色鉛筆は非常に適していますね。

色鉛筆を使うプロの絵描きさんも猫を描かれる方が非常に多い。これもうなずける話です。

ちょっと前にお仕事で猫を描かせて頂いたのですが、そのお仕事の後に久しぶりに猫を自由に描きたくなりました。

不思議なものでフリーになってから自宅兼事務所のそばを歩く機会がかなり増えました。

いつも銀行に行くときに通る道ができたのですが、そこが猫ロードなのを発見。

鉄筋作りの3〜4階建てくらいの大きなお家があるのですが(事務所兼用なのかな)、そこの1階が駐車場。

その駐車場に5〜6匹いるんですね。ぬこ様が。

うちのチコみたいなシロが3匹くらい。やたら人懐こくてすぐ足にまとわりついてくるチャトラが1匹。

キジトラ1匹、シロクロ1匹・・・。

チャトラはよく見ると片耳の先端がちょこっとカットされていました。

これは特定の飼い主のいない猫を避妊手術をするときに、避妊手術済みであることを証明するために行うことが多いですね。

これによってこの猫は飼い猫ではなく、この地域一帯で世話されている地域猫であることがわかります。

よく猫の耳先カットすることに否定的な人も居ます。

しかし友人の獣医さんによれば全身麻酔の避妊手術時に行うので痛みを感じるわけも無く、その後まわりに地域で世話されている猫であること、避妊手術済みを示すことができるので非常に有意義であるそうです。


さてその中のキジトラが、肉球掃除にいそしんでいらっしゃいました。


周りにはそれでも猫嫌いの方もいらっしゃるのでしょうね。猫よけと覚しきペットボトルがたくさん。

そんなペットボトルにもたれかかるようにくつろいでいらっしゃる。

何となく微笑ましく、そしてちょっと暖かめな初冬の日だまりが穏やかな時を表しているようで、描きたくなった風景でした。

そういう意味ではこれも風景画かな?


「小春日和」
20131206.jpg

サイズ A3
制作日 2013年12月
支持体 KMKケント紙
画 材 カリスマカラー/三菱ペリシア

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2013年11月30日

色鉛筆。都会の静寂を描く。


さて、私、12月と1月の二月連続でグループ展に参加します。

12月は12/18(水)〜23(月)で、銀座ミレージャギャラリーで開催される「2013展」。

1月は1/17(金)〜1/21(火)でなかのZARO展示ギャラリーで開催される「トーキョー・イロエンピツ・スタイルVol.1」。

12月はもう日が無いので、制作を急がなくてはいけません。

やっぱり6〜7点は新作中心で出したいですからね。

1月は私が主催で、プロの色鉛筆仲間と私の生徒さん中心ですから、私自身の出展点数は調整次第の所もあります。

まぁ、いずれにしても2月連続ですのでがんばって描かないといけませんね。


ありがたいことにフリーになってから、比較的描く時間を自由に取れるということもあるので、かなり制作スピードは上がっています。

元から描き始めると早いので、2週間で3枚は描けるかな。

で、今回の新作ですが、デザインのお仕事でよく訪れるクライアントさんのそば、新宿御苑近くの新宿内藤町から。

国道20号線(甲州街道)と外苑西通りとの四谷四丁目交差点からもほど近く。

ちょっと歩けば渋谷区や千代田区にも入ってしまう都心ですが、外苑西通りから少し入ると嘘のような静けさ。

新宿御苑が背後にあるせいもありますが、緑多く喧噪からも遠い住宅地。

歴史ある旧家然とした佇まいの民家と、新しいマンションや戸建て住宅が混在。

道を隔てて木を中心とした素材と、新しい建材見事な好対照を描いています。

うっそうとした木々の中に佇む旧家と光にかすむ遠景の高層マンション。

描いていると何だか盛夏のような色合いになってきますが、木々にうっすら秋色が差していますね。

そんな木々の表現が大変な1枚でした。

葉の重なりからこぼれる光って難しいんですよね。

「静寂 新宿区内藤町」

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サイズ B3(515mm×364mm)
制作日 2013年11月
支持体 KMKケント紙
画 材 カリスマカラー/三菱ペリシア

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20131218A.jpg
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2013年11月25日

色鉛筆。ノスタルジックな秋を描く。


日が傾きかけた頃の時間帯は何となく物寂しくなりますね。

それが秋ならなおさら。

ちょうど今の時期はつるべ落としで、すぐ夕暮れっぽくなります。

この日も、ロケハンでカメラ片手に片っ端から風景撮影していたんですが、ふと気づくともう日が傾いている。

影が長く伸びて、日の当たる壁や樹木は輝いていますが、影はどんどん暗くなる。

日の当たってる道路も、光の色は白からオレンジへ。

そんな微妙な時間帯は、絵の題材としてもなかなかに美味しい。

ちょうど晩ご飯の支度の香りも・・・。


というわけで、場所は新座市。

このあたりも柳瀬川という比較的大きな荒川支流があるため、土地にかなりの高低差があります。

ここも以前描いたジャングルジムのある小さな公園脇の坂道。

複雑に折れ曲がって坂を下りますが、途中に重厚な日本家屋。

屋根瓦も夕日を浴びて光っていますね。


遊び疲れて家路を急いだ子どもの頃をちょっと思い出す風景です。

何となくノスタルジック。

そしてちょっとした寂寥感。

そんなイメージを絵にしてみました。

「家路にて 新座市新座」
20131125.jpg

サイズ B3(515mm×364mm)
制作日 2013年11月
支持体 KMKケント紙
画材 カリスマカラー/三菱ペリシア

ちょっと前の記事で、紙について云々かんぬんやりましたが、結局なんだかんだで元のKMKケントに戻ってしまいました(笑)。
posted by Ryota at 16:43| Comment(4) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年11月14日

色鉛筆。大きい絵を描く。


さて次は何を描こうかな・・・と思っていると、かつて15号サイズの絵を描こうとして購入したケントボードを発見。

KMKケントが両面に貼ってあるイラストボード。

そしてたまたま最近、埼玉のちょっと郊外の方へ行く機会があり、描きたくなる風景を見つけました。

よし。このイラストボードでたまには住宅地ではなくて、少し広がりのある風景描いてみようかな。

できれば大きいサイズが良いかな。またグループ展もあるし。

このイラストレーションボードから一番大きく切り出せるサイズはいくつかな?

計ってみるとちょうどそのまま、ほぼF20号サイズ(727mm×606mm)。

今まで私が色鉛筆画で描いた最大のサイズがP20号(727mm×530mm)。

P20号は今年の5月に出した、レクトヴァーソギャラリーでの展覧会用に2枚描きました。

ヒマラヤ杉とかの絵ですね。

それよりもちょっとでかい。

今までで一番大きなサイズですね。

モチーフは郊外の里山のある風景。

広がる景色の中に、色づく木立。関東近郊でもそろそろ秋が深まる様子。

高く澄む空。

さすがに20号サイズになると、机の上だけじゃ描きづらいですね。

なので紙を木製パネルに水張りするか、今回のようにボード状になっていないと取り回しが非常に悪い。


さて、描き始めましたが・・・。

木々や建物は様々な色の混色になるので、それほど苦労はしません。

問題は澄んだ空。

画面の上約1/3が空。

ここをひたすらブルーで塗っていく作業。今回はKARISMA COLORの「Blue Slate」1色で塗っていきます。

澄んだ空を表現したいときはできる限り混色はしません。

どうしても「濁り」が出ちゃう。

ひたすら塗ります。こういう場合は色鉛筆で描いていることを後悔しますね(笑)。ほとんど修行。

ほぼ新品1本、使い切りました・・・。

全体を着色し終わった後、木々の梢に反射したきらめきや、アスファルト路面のテクスチャをデザインナイフでチマチマ削っていきます。

この「削り」の作業は、やはりKMKケントが一番やりやすい。

ほぼ思い通りに削っていくことができます。

私の場合、色鉛筆とほぼ同じくらいナイフを使うので、それを考えるとKMKケントはやっぱり使いやすいなぁ。

混色の深みはボタニカル紙やBBケントに少し劣りますけどね。

ということで・・・こんな感じで仕上がりました。

「秋の道 埼玉県越生町」
20131114.jpg

サイズ F20号(727mm×606mm)
制作日 2013年11月
支持体 KMKケントボード
画 材 カリスマカラー/三菱ペリシア

大きさはこんな感じ。
2013_11_14_16_28.jpg

けっこうデカいでしょ?

posted by Ryota at 20:52| Comment(7) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年11月08日

色鉛筆。音を描いてみる。


さて、いよいよ今週末の明日土曜日は銭湯カフェ末広湯さんで色鉛筆サロン。
お気軽にお出でくださいね。

ということで新作完成。

このところよく描いている十条駅東口の住宅地。

適度な下町的雰囲気。

そして東京郊外の住宅地そのものの雰囲気。

絵のネタ探しながらブラブラしていると、ピアノの練習が聞こえてくる。

私が子どもの頃は、子どもの数も多かったせいかピアノ習っている子が沢山居ました。

放課後に友達と遊んでいると、どこからともなくピアノの音がよく聞こえてきたものです。

まぁ、そのころの私は嫌々ヴァイオリン習っていたですけどね。親から。怒鳴られながら(笑)。

ふらふら歩いていると、お琴三味線教室の看板もある。

さらに言うと、ギターの師匠の実家兼教室もこの近所。

朝餉や夕餉の支度でふんわりと漂う香りもそうですが、視覚以外の五感をやさしく刺激する風景は実に癒やされますね。

そんな、やさしい「音」を描きたかった1枚です。

でもひたすら電線描いていたような気もします(笑)。

「音のある道 北区上十条」
20131108.jpg

サイズ F6号(410mm×318mm)
制作日 2013年11月
支持体 ハーネミューレ・ボタニカル紙
画 材 カリスマカラー/三菱ペリシア
posted by Ryota at 10:15| Comment(3) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年11月02日

色鉛筆。第二回色鉛筆サロンat銭湯カフェ・末広湯。


前回、初めて行った銭湯カフェ・末広湯さんでの色鉛筆サロン。

大変好評でした。

で、懲りずに第二回も行います。

内容としては、前回から話を続けずにまた新たなネタでお話したいなぁと思っています。

なので、前回参加されなかった方でも大丈夫。

私がやるので全く堅苦しくはありません。

お持ちであれば色鉛筆と画用紙(スケッチブックでも可)をお持ちください。

もし無くても大丈夫。当日私の方でお貸しします。

ということで、お申込は末広湯さんへお願いしますね。
=======================================================
時間は15:30から17:30。
参加費 \1,000とワンオーダー。
場所は東武東上線「上福岡駅」徒歩7分。
参加希望の方は「銭湯カフェ・末広湯」さんまで。
TEL:049-261-2828(10:00〜20:00) Email:suehiroyu@nifty.com
http://suehiroyu.net/

メールでのお申し込みはフルネームでお名前とご連絡の取れる電話番号を明記の上、
お申込ください。

20131109.jpg
=======================================================

さて、そんな中でも絵は描いております。

今回の絵の舞台は、以前よく描いた十条。
前回までは駅西口側方面を描きましたが、今回は東口。

埼京線十条駅と京浜東北線東十条駅に挟まれたあたりですね。

非常に下町的情緒が残っている素敵な場所です。

今回は何気ない風景にある「原色」に注目して描いてみました。

通常自然界にある植物や動物、そして人工物でも建造物なんかはほとんど原色はありません。
花や蝶くらいかな。

なので、自分が絵を描くときも、リアルにするために意図的にくすませて塗ることも多いですね。

そんな中、「目立つ」ことを目的に作られた人工物はかなり原色に近い色使いをします。

看板や標識などです。

これが構図の中に対照的にある・・・というのがちょっと興味を引きまして描いたもの。

クルマの原色も目立ちますね。さすがイタ車(笑)。

「色彩の道 北区上十条」
20131029.jpg
サイズ A3(420mm×297mm)
制作日 2013年7月
支持体 ハーネミューレ ボタニカル紙
画 材 カリスマカラー/三菱ペリシア
posted by Ryota at 10:45| Comment(3) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2013年10月25日

色鉛筆。紙を試した結果の風景画。


この半年間、様々な紙をトライしてみました。

もともと細密な絵を描きたい私は、色鉛筆画を始めた頃からKMKケント紙を使ってきました。
ツルツルした表面は細密な絵に適していて、当初はあまり不満無かったんですね。

で、しばらく色鉛筆で絵を描いていると、色々な方とお知り合いになる。
また、海外の作家がどういう紙を使っているか?にも興味が沸いてくる。

当然ながら芸風から粗い目の紙は向いていないので、細目の紙を色々と試したくなる。

結果、この半年間に使った紙は・・・


KMKケント紙
VIFART 細目(ヴィフアール 旧コットマン)
ハーネミューレ・ボタニカル紙
BBケント紙
ARCHES(アルシェ 極細目)

の五種。

まとめると・・・

KMKケント紙
 長所=安価、デザインナイフによる「削り」がやりやすい、サイズが豊富
 短所=混色しにくい、顔料が深く入らないので色に深みが足りない

VIFART(ヴィフアール 旧コットマン)
 長所=安価、混色しやすい 
 短所=デザインナイフを使うと紙がささくれてしまう、

ハーネミューレ・ボタニカル紙
 長所=混色しやすい 顔料が深く入るため色に深みが出る、デザインナイフも比較的使いやすい
 短所=高価、サイズがあまりない、強く描かないと顔料が入らない

BBケント紙
 長所=混色しやすい、デザインナイフも比較的使いやすい、サイズが豊富
 短所=そこそこ高価

ARCHES(アルシェ 極細目)
 長所=発色が良い、顔料が深く入るため色に深みが出る
 短所=ものすごく高価、デザインナイフを使うと紙がささくれてしまう、かなり強く描かないと顔料が入らない

こんな風になります。あ、これ、あくまで私の使用感ですからね。

使用した色鉛筆はカリスマカラーと三菱ペリシア。比較的柔らかめのものです。
堅めの色鉛筆、たとえばポリクロモスなんかだとまた違うと思います。

上記の使用感から、まずARCHES(アルシェ 極細目)は継続使用は厳しいという評価。
コットンを多めに含有しているせいか、色鉛筆にまとわりつくような感じがあり、かなり意図的に塗り込めるように塗らないと色が入っていきません。その代わり一回色が入ると非常に発色は良い。
でもとにかく高価。画材屋さんでF8ぐらいの20枚ブロックが18,000円くらいするんですから。
私みたいに粗製濫造するタイプにはちょっと向いていないですね。

続いてKMKケント。
非常に描きやすいですね。アルシェ使った後だと違う画材で描いているみたい。
デザインナイフで非常に綺麗に削れるので、動物の毛並み表現なんかには最適です。ただ、顔料がなかなか食いつかない。
なので多色混色は少々辛いですね。

VIFART 細目
歴史ある水彩紙でしかもお安い。廉価版アルシェ的な感じですね。
割とどこにでも置いてあって、画材屋さんじゃなくてもちょっと大きめの文具店にもあります。
色鉛筆画を始めたばかりの方には最適だと思います。
ただ、デザインナイフを使う時、紙の目に逆らうとささくれちゃう。
なのでナイフを多用する私にはちょっとその点だけがマイナスポイント。

BBケント紙
おなじケント紙のKMKケントよりは水彩紙に近い感じですね。
混色のしやすさ、発色の良さ、非常に良いですね。デザインナイフも使いやすい。お値段もKMKよりは高価ですが十分許容レベル。

ハーネミューレ・ボタニカル紙
水彩紙の中では一番なめらかな質感。逆にケント紙に近い感じ。
BBケントと同じく混色しやすく発色も良い。顔料の食いつきも文句なし。デザインナイフもケント紙ほどではないですが十分使える。
お値段がちょっとお高いけどアルシェ程じゃないですね。BBケントより少し高いかな?レベルです。

ということでBBケントかボタニカル紙かどちらかかな〜ってな感じです。

サイズは、BBケントはブロックだとF6まで。 バラでも全紙を買える。
ボタニカル紙はブロックでF8サイズまで。バラでも全紙を買える。

迷う所ですが、今回の絵はボタニカル紙で描いてみました。
何となく透明感ある発色で描けたかなと思います。

場所は中央線沿線の東中野。明大中野のそばですね。
左側は中央線の線路。
何てこと無い風景ですが、こういうのが好きなんだよな。

「木漏れ日の散歩道 中野区東中野」
20131023.jpg

サイズ A3(420mm×297mm)
制作日 2013年7月
支持体 ハーネミューレ ボタニカル紙
画 材 カリスマカラー/三菱ペリシア
posted by Ryota at 10:43| Comment(4) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

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