雪の絵をもう一枚アップしようかとも思ったのですが、同時に描いていたこちらの絵を先に。
千駄ヶ谷にあるデザイン仕事のクライアントさん。
通勤が無くなった今では、意図的に歩かないと身体がなまります。
なので、行くときも帰るときも西武新宿の駅から千駄ヶ谷まで歩きます。
で、商談帰り。
外苑西通りを歩き、内藤町から四谷四丁目交差点まで行き、そこから新宿通を駅に向かって歩きます。
時刻は冬の16時過ぎ。徐々に暗くなってくる時間。夏ならまだ陽は高い時間ですけどね。
ちょうど新宿通を西に向かって歩き、途中の世界堂で画材を仕入れ、新宿三丁目あたりでほぼ日暮れの時間。
ところが西に向かって歩いているのに夕日が見えない。
曇りがちなせいか、それとも新都心の高層ビル群に隠れているのか・・・・。
ふと見あげた空に赤い丸い灯り。
お!?夕日か?と思うと老舗百貨店、伊勢丹のネオンサイン。
完全な夜でも無く、また赤々とした夕焼けでも無い空。
夜と昼の境目、逢魔が時の街は光と反射が微妙に混じり合い、何とも幻惑される光景ですが、
これを絵にするのがまた難しい。
特にそらの色を何色にすべきか?
随分と試行錯誤しました。
少し明るすぎた感も無きにしも非ずですが、まぁこんな感じかな。
「三丁目の夕日? 新宿区新宿」

サイズ A3(297mm×420mm)
制作日 2014年2月
支持体 KMKケント紙
画 材 カリスマカラー/三菱ペリシア
(^ー^)ノシ
しかも冬だなって感じがします。
私も会社から自宅までよく歩いて帰ってきています。知っている所でも発見があったりして楽しいです。
そうなんですよね、自転車やガードレールのパイプなどの小物がリアリティを増すような気がします。そういうところを大事に描いていきたいですね。
ましこさん、ありがとうございます!
そちらの方も良い所たくさんありますよね。一度描いてみたいです。