2014年01月29日

色鉛筆。静物画で自分らしさを出してみる。


トーキョー・イロエンピツ・スタイル展でライブペインティングしていたヤツですが、
こんな風に仕上がりました。

「朝の行事 板橋区赤塚」
20140124.jpg

制作日 2014年1月
サイズ A3
支持体 KMKケント
画材  カリスマカラー/三菱ペリシア

会場ではちょっと照明が黄色がかっていたため、すこし色合いが自分の思っていた色と異なってしまいました。
そこで、自宅に持ち帰ってから若干の色補正と細部の描き込み。
まぁ、会場で描くのがメインだったのでこんなものかな。細部がやっぱりちょっと甘いです。

「素描01」
20140122.jpg

制作日 2014年1月
サイズ A3
支持体 KMKケント
画材  三菱uni 2H H B 2B 4B 6B 8B 10B

この絵はもともと会場で書くつもりでは無く、純粋に練習用に家でフリー写真をベースに描き始めたものなのですが、上記の絵を会場に持って行くときに一緒に持って行ってしまい、仕方なしに会場で描いたという(笑)。
たまにはこういう鉛筆だけのデッサンも良いですね。


さて、大変な刺激を受けたトーキョー・イロエンピツ・スタイル展。
この刺激の余韻がある内に・・・と描き始めたのが何と静物画。

自分は風景画家だと自他共に思っているわけですが、ちょっと普通とは違う静物画を描きたくなっちゃった。
自分らしい静物画って何かな〜と思っていると、無造作に脱ぎ捨てた20年物のSchottのライダース。
その上にこれもまた無造作にほっぽらかしたNikon D3200。

これは描くしか無い!とばかりにケント紙にざっくりスケッチ。
その後、この状態で撮影しようとカメラを探すバカな私・・・orz

その場はとりあえずiPhonで撮影してさっそく下絵に取りかかる。

何となく頭にピーテル・クラースやアドリアーン・コールテなど17世紀オランダの画家達の作品が・・・。

カメラの存在しない17世紀に驚くべき観察眼で、まさに写実中の写実のような絵画を描き上げるその画力。

これは自分もできるだけその素材感をきちっと描写しよう。できれば写真以上に。

ということで乗りに乗って3日間で描き上げたのが・・・・

「Schott and shot」
20140128.jpg

制作日 2014年1月
サイズ A3
支持体 KMKケント
画材  カリスマカラー/三菱ペリシア

いや〜非常に面白かったですね。
これを機会にちょっと静物画を続けて描きたくなっちゃった。
posted by Ryota at 21:53| Comment(5) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト
この記事へのコメント
おおっ。「朝の行事」は細部の甘さというのがいったいどこなのかわからない程ですが…。Ryotaさんの描く人物は、たまらなく「昭和」の香りが感じられます。じーんと。
「Schott and shot」というタイトルがもうクールすぎですが、黒革の質感はオトコ心にきますねえ。D3200もカッコいいアングル。
Posted by yoyo at 2014年01月30日 22:11
ライブペインティングで描かれた神社の参道の風景も、女性を描いた鉛筆画も、とっても素敵ですね。いつもながら木の葉や落ち葉の表現が細かくてすごいですね、木漏れ日の中を歩きたくなります。鉛筆のモノトーンの世界も面白いですね。今度挑戦してみたいと思います。手が真っ黒になりそうですね。w (^ω^)b
ライダージャケットに赤のニコンがおしゃれですね。やさしい皮の質感や匂い、そしてカメラの重さが伝わって来ます。さすがですね。本当に素晴らしいです。w (´∀`)ノ

(^ー^)ノシ
Posted by もっずぱんつ at 2014年01月30日 23:56
yoyoさん、ありがとうございます!
やっぱり革ジャンは描いていてテンションあがりますねぇ。
素材感も独特でとても楽しいんですよ。

もっずぱんつさん。
ありがとうございます!鉛筆デッサンは色に頼らず色彩表現しなくてはいけないので、大変勉強になりますね。
是非トライしてみてください。面白いですよ!
Posted by Ryota at 2014年01月31日 19:47
人物画が俄然素晴らしくなってきたのではないかと。
すごいです、うん。
男性は描かなくていいと思います。
Posted by hIro_ld at 2014年02月04日 22:25
hiro_ldさん。
ありがとうございます。描いてあげようか?
Posted by Ryota at 2014年02月04日 22:39
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