2013年09月12日

色鉛筆。街の風を描く。


以前、江の島を描いた絵で、海からの風を表現してみましたが、今回は街中の風を描いてみたいと思います。

「風の表現」って光と違って具体的に描くのは難しいですね。
光ならば「影」と「反射」を描くことで表現することが可能です。

「風」は何を描くと表現できるかな。

すぐ思いつくのは、なびいている木々の梢なんかがわかりやすい。
ただ、木々がなびいている様子って結構強風のイメージが強くなっちゃう。

おだやかな、ほのかに頬にあたるような風。

これを表すに的確なのが、江の島でも使った「のぼり」。

海外じゃぁ「旗」なんかがポピュラーかもしれません。

でも日本だと「旗」使うと祝日っぽくなっちゃうし、国旗系は意図しない政治的メッセージになる可能性もある昨今。
(日章旗にせよ旭日旗にせよ変に気を使わず堂々と掲げたいものですが)

で、ポピュラーなのが「のぼり」。

これ、日本特有なんですかね?海外詳しくないのでわかりませんが、少なくともNYとかでたくさん目にした記憶はないな〜。

日本だと、商店街はもちろん、住宅地にも結構な頻度で「のぼり」を目にしますね。
前回上げた板橋区赤塚の住宅地風景にも「ひったくり注意」みたいな「のぼり」あったし。

で、今回の絵は川越の喜多院そば。

喜多院への参道(なのかな?)に建つ歴史ありそうなお豆腐屋さん。

そこにはためく「のぼり」がなんとも印象的だったんですね。

決して強風ではなくいわゆるそよ風ですが、柔らかく空気をはらんで動いている「のぼり」を描くことで風を描けないかな?

と言うことで描いてみました。

臨場感を得るために、建物に貼ってあるポスターなんかもかなり力入れましたが、やはり一番時間かけたのが「のぼり」。

いかがでしょう?

風を感じていただけましたでしょうか?

「風を感じて 川越市久保町」
20130911.jpg

サイズ F6号(410mm×318mm)
制作日 2013年9月
支持体 BBケント紙
画材  カリスマカラー/三菱ペリシア
posted by Ryota at 07:17| Comment(7) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト
この記事へのコメント
見えますね、風が。
この描写はお見事です。2階窓の日よけも、風に揺れていますね。吹き渡る風が確かにいます。
あと、女性のスカート…ぢゃなかった(汗)、長い髪なども風の表現として絵になる気がします。
Posted by yoyo at 2013年09月13日 00:21
>yoyoさん。
ありがとうございます!
女性のスカート・・・を使うと以前描いていたような絵になるかも・・・。
また描いてみようかな。ピンナップ画。
Posted by Ryota at 2013年09月13日 07:32
こんにちは。pixivで作品を拝見し、気になってホームページを訪問させていただきました!

光の表現や、車に映った木の陰などに感動しました。
私は路地裏の風景が大好きなので、りょうたさんの絵はとても好みです!

これからも素敵な作品を楽しみにしています!
Posted by riiin at 2013年09月14日 21:13
>riiinさん。
ありがとうございます!
あまり人が注目しない路地裏風景や何気ない日常風景ですが、これからもそんな場所を描いていきたいですね。
今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by Ryota at 2013年09月15日 21:33
素晴らしい絵ですね。修行中なので参考にさせてください。
Posted by m2blit at 2013年09月26日 17:59
> m2blit さん。
ありがとうございます!
Posted by Ryota at 2013年09月26日 18:51
のぼりがたなびいているのがよく分かります。サスガです。思わずおとうふ買いたくなっちゃいますね。今回はいつもより何か写実度を高く表現されている気がしますね。フラフラ絵の中に入って行っちゃいそうな感覚を覚えました。カコイイ街灯やポスターもイイ感じですね。w (´∀`)ノ

(^ー^)ノシ
Posted by もっずぱんつ at 2013年11月01日 00:03
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