2013年05月24日

色鉛筆。赤と緑の風景を描く。


さて、レクトヴァーソギャラリーでのグループ展もいよいよ明日まで。

すでに多くの方にご覧いただいているようです。本当にありがとうございます!

現在、このような形で展示されております。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

20130523.jpg

そんな中でも絵を描いているわけですが、今回はちょっと街中風景離れまして・・・・。

荒川がホームグラウンドな自転車乗りにはお馴染みの風景がいくつかあります。

今回はその中から岩淵水門を描いてみましょう。

岩淵水門は二つあります。大正時代末期(1924年)に作られた歴史ある「赤水門」と、1982年に完成した新しい「青水門」。
場所は荒川と隅田川が分岐する北区志茂。

河口に向かって荒川を下ると、必ず通過する場所ですね。

現在稼働しているのは青水門の方ですが、赤水門は取り壊しの危機を乗り越え、東京都選定歴史的建造物に指定されています。

近くの河川敷では多くの人がバーベキューしており、この赤水門の近辺では釣り糸を垂れる方も多い。

ちょっと東京都は思えないようなのどかさ。

対岸には川口市の高層マンション。


自然の風景には原色って意外に少ないんですが、鮮やかな赤と瑞々しい初夏のグリーンが印象的なんですね。

補色関係にある赤と緑ですが、風景の中で違和感なく混在している不思議。

手前の樹木にかなりアレンジを加えましたが、木々越しに見る赤水門。

この空気を何とか絵にしてみようと描いてみました。

「初夏の岩淵水門 北区志茂」
20130524.jpg

サイズ P10号(530mm×410mm)
制作日 2013年5月
posted by Ryota at 08:09| Comment(7) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト
この記事へのコメント
すごっ!
Posted by 凜 at 2013年05月24日 08:36
岩淵水門、印象的ないい赤で描かれていますね。
私も最近の週末は、そんなに遠くない道満グリーンパークによく行きます。緑が鮮やかな季節ですねー。

それから23日ギャラリーに行って、初めてRyotaさんの色鉛筆画を直に拝見できました。やはり肉眼で観る作品は、情報量と漂うオーラが違います。「こんもり」と立体的に塗られた画の表面から、何かしら込められたものを感じましたよ。感動です。
ギャラリーの建物も、それ自体がアートな空間ですてきでした。ありがとうございました。
Posted by yoyo at 2013年05月24日 23:49
凜さん、ありがとうございます!

yoyoさん、ありがとうございます!
ギャラリー、いらしていただいたんですね。やっぱり原画を見ていただけるとうれしいですね。今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by Ryota at 2013年05月25日 09:57
この重厚な造りの建造物、まさにRyoさんの大好物の分野ですね。固い人工物と自然の緑との対比、そしてアングルも面白いですね。素晴らしいです。歴史的建造物のシリーズも面白いですね。w (´∀`)ノ

(^ー^)ノシ
Posted by もっずぱんつ at 2013年05月27日 06:45
もっずぱんつさん、ありがとうございます!
そうですね〜大好きな分野ですね(笑)。
歴史的建造物シリーズ、いいですね。また描いてみます。
Posted by Ryota at 2013年05月27日 15:42
岩淵水門、丁度GW中に旦那と見に行ってきました。
バーベキューをしている人の多さにビックリしました。
ブログにと思い撮影もしたのですが、いつもにも増して失敗作となり断念しました。
木も門も水もこんな風に描けるなんて
やっぱり凄いとしか言えないです。
Posted by ましこ at 2013年05月29日 19:04
ましこさん、ありがとうございます!
ほんと、なんであんなにバーベキューする人、多いんでしょう?
でも水門前は釣り人くらいですこし静かです。
Posted by Ryota at 2013年05月30日 13:45
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