2013年02月25日

色鉛筆。遠近法を駆使してみる。


先週の色鉛筆教室の授業で「遠近法」について講義しました。

遠近法もきちんと理解しようとするととても2時間程度の枠では収まらないので、「さわり」というか概略ですけどね。

遠近法も大きく分けると「幾何学的遠近法」と「空気遠近法」と二つにわけることができます。
「幾何学的遠近法」は1点透視法、2点透視法、3点透視法を使い、定規とドラフターを駆使して設計者や建築士の皆さんがよく使用する方法ですが、簡単に言っちゃえば遠くの物は小さく見えるよ。ということです。
「空気遠近法」はダ・ヴィンチの「モナ・リザ」の背景で有名ですが、簡単に言っちゃえば遠くの物は薄くぼけて見えるよ。ということです。(えらい乱暴な解説・・・ww)

今回の場所は、前々回にご紹介した「おうちに帰ろう 和光市白子」と全く同じ場所。

前回はお稲荷さんを中心に左右の坂道を対比させた絵を描いたのですが、今回は視点を左側の坂道に移して坂道の下に広がる遠景を中心に。
遠景は東武東上線成増駅周辺ですね。何てこと無い住宅地と駅前の商業集積地ですが、こういう視点で見るのもなかなか新鮮です。

本来は前の絵と両方を一枚で描きたいのですが、やはり一枚絵で表現するには無理があり二枚に分けました。

眼下に向かって伸びていく坂道と遠くの建物群。

ここに幾何学的遠近法と空気遠近法が使われています。
普段、私自身遠近法をあまり意識して描くことはないのですが、たまたま授業でやったので何となく意図的に表現するようになっちゃいました。

まぁ、遠近法の理屈なんか知らなくたって良い絵はいくらでも描けますが、その仕組みを知ると何となくまた楽しく描けますね。

「成増遠望 和光市白子」
20130225.jpg

サイズ P10号(53cm×41cm)
制作日 2013年2月
posted by Ryota at 09:14| Comment(5) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト
この記事へのコメント
わかりやすい解説で勉強になります。
成増によく買い物に行くウチのヨメも「すごい! 写真みたい」と感嘆していましたよ。
私は写真よりもあったかみがあるなあ…と思いました。
Posted by yoyo at 2013年02月25日 22:51
今回は遠近法ですね。とっても勉強になります。ありがとうございます。そして、遠近法と光のコントラストと素晴らしい細かい表現で本当に写真のように見えます。高台からの風景は街の音、空気の匂いも感じ取れるようで面白いですね。w (´∀`)ノ

(^ー^)ノシ
Posted by もっずぱんつ at 2013年02月25日 23:47
yoyoさん、ありがとうございます!奥様にもよろしくお伝えください。「写真みたい」と言うにはちょっと粗いですけどね。

もっずぱんつさん、ありがとうございます!
遠景は建物ひとつひとつをどこまで描くか?が結構難しいですね。あまり描き込んでもいけませんし・・・。
Posted by Ryota at 2013年02月26日 17:54
コントラストがハッキリしていて、
遠近感もたっぷりで、美味しい絵ですね。w
Posted by moonrabbit at 2013年03月20日 10:39
moonrabbitさん、ごぶさたしています。ありがとうございます!コントラストと遠近感がテーマみたいな絵ですよね。出来上がってみると・・・。
Posted by Ryota at 2013年03月21日 16:06
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