2009年11月05日

トヨタF1撤退雑感。

ちょっと更新が空いてしまった。

これでは日記じゃなくて月報だ。


で、トヨタF1撤退。

まぁ、このニュース自体は「いつか来るな」って感じでしたので、さして驚かないのですが、
8年間でとうとう一勝もできませんでしたね。

同時に日本人ドライバーも未だ勝てず。


日本人ドライバーは、非常にストイックというか求道者的に努力はされていると思いますし、世界のトップカテゴリーで戦うための並々ならぬ才能は持っていると思います。
しかし、個人的な主観になりますが、どうも4輪の日本人ドライバーは強烈な個性というかカリスマ性は欧米のレーサーに比較すると少ないように感じます。


90年代の2輪。WGPには欧米ライダーに伍して戦う日本人ライダーが大勢いました。

125ccに青木治親、坂田和人、上田昇、故若井伸之、宇井陽一・・・。
250ccに原田哲也、中野真矢、故加藤大治郎・・・。
500ccに岡田忠之、故阿部典史、宇川徹、青木宣篤、青木拓磨・・・。


この中でも特に原田哲也の個性は際だっていたように思います。

1993年に250ccでワールドチャンピオンを獲得していますが、その勝利への執念は欧米人の中でも突出しており、ストイックな日本人像とは一線を画するような気がします。

ヤマハとの契約が切れるや、ライバル・ビアッジを放出してまで原田を獲得しようとしたアプリリア。

チャンピオン争いをしていたカピロッシに押し出されてリタイアしたときの、全身で怒りを表す様子がテレビに映し出された1998年最終戦。

クールデビルと言われながらも時折表す激しい感情表現と熱い走り。

当時イタリアで一番有名な日本人で、ちょうど現在のイチローのような存在だったと思われます。


4輪、特にF1では日本人ドライバーは、やはりスポンサー持ち込みなどの後ろ盾をまだまだ必要としています。

あれだけ世界が遠い・・・と思っていた自転車ロードレースですら、新城が自力でフランスのプロツアーチーム・ブイグテレコム(来年はプロコンチだけど・・・)と契約し、ツールに出場し完走。

確かに自転車より遙かにお金のかかるスポーツだけど、いつか原田のようなレーサーが出て欲しい・・・。

今までの日本人の中では最速。

そんな形容詞が付かない「記憶に残る」レーサーが出て欲しいなぁ。
posted by Ryota at 08:26| Comment(10) | クルマ
この記事へのコメント
日本で四輪は選手を育てる土壌が少ない気がします。
モータースポーツに対する一般人の思い入れも合わせて。
そんな中で各メーカーは良くやっていると思うのですが。

でも、天才が出てきて欲しいですね。(笑)
Posted by rabbitmoon at 2009年11月05日 14:23
ほんっとなんでも詳しいですねー!
ブリジストンもいなくなってF1からジャパニーズなくなるそうですね
月報(笑)
忙しい証拠ですね♪
Posted by atmos at 2009年11月05日 19:12
私はそんな詳しい方ではないですが、原田がカピロッシに押し出されたのは見ていました。
ホント「日本一速い男」ではなく「世界一速い男」が出て欲しいですね。
Posted by にんじゃ at 2009年11月05日 20:05
トヨタも撤退来ましたねー。ブリジストンのタイヤも供給中止ということで、何か寂しいですね。テレビ中継もなくなったらどうしよう。毎年モナコが楽しみなのに。w (´・ω・`)
再来年は経済も何とか戻ってきそうなので、また一からスタートということで、参戦して欲しいですね。目標が無くなると、後進が育ちませんから、土俵を作ってあげたいですね。w (´∀`)ノ

(^ー^)ノシ
Posted by もっずぱんつ at 2009年11月05日 22:47
私的にはホンダに早く戻って欲しいです。
スポーツカーを作らない、モータースポーツをしない
ホンダなんてホンダじゃないって思ってしまうのは、
古い人間なのでしょうか??
トヨタの撤退は、さもありなんって感じでした。
Posted by わんだ父 at 2009年11月05日 23:13
トヨタの撤退で日本のメーカーがいなくなりましたね。 残念なことです。 モータースポーツをしない車屋(メーカー)なんてつまらんです。
Posted by maaji at 2009年11月06日 17:27
確かに、強いと思わせる日本人ドライバー、まだいませんね。佐藤琢磨は行けると思ったんだけどな。
個人的には日本GPで表彰台に上がった時の鈴木亜久里が最も力強く感じました。中嶋が好きだったので喜べ無かったけど。
Posted by hiro_ld at 2009年11月06日 21:35
>皆様。いつもありがとうございます。

>rabbitmoonさん。
そうですね。やはり欧米とは温度差が相当にありますね。たしかにメーカーは育成制度も含め、よくやられていると思います。問題は歴史ですかね・・・。

>atmosさん。
もともとはモーターサイクルから自転車に移りましたから・・・。
仕事はそんなに忙しくないんですけど、色々と面倒くさいことが多くて・・・。

>にんじゃさん。
印象的なシーンでしたでしょ。あれは。
世界一速くなくても良いですが、印象的な速さを持ったドライバーが出ないか・・・と。

>もっずぱんつさん。
テレビ中継も安心できないですよ。まだフジは契約完了していないようですから。中継も無くなると衰退しちゃうだろうなぁ。

>わんだ父さん。
残念ながらホンダの復帰は当分無さそうです。「今のF1なら復帰はあり得ない」と経営陣も明言しちゃってますからね。もう宗一郎さんのころの企業ではないような・・・orz。

>maajiさん。
残念ながら欧米メーカーとは生い立ちも歴史も異なるので、無理からぬことなのかも。2輪も撤退しそうで怖いです。

>hiro_ldさん。
琢磨は速いですけどね。残念ながらタイミングが・・・・。
Posted by Ryo at 2009年11月06日 23:59
これ、根の深い問題だと思います。一つにはF1というモータースポーツの世界の特異性。結局あれはヨーロッパとそれに近い世界の内輪の祭典であって、アジアなんてホントはハナからお呼びじゃないことでしょう。
もう一つは日本国内の問題。「クルマ=社会にとっての必要悪」みたいな教育が今も尚まかり通っていることがそもそも異常です。だから今や日本の常識として「クルマなんてできれば使わない方がいい→ノーマイカーデー」なんてバカバカしい発想に誰も疑問を感じてませんね。それこそが最大の問題だと思ってます。
Posted by Tad at 2009年11月07日 21:34
>Tad先生。
その通りだと思います。「文化」の捉え方が欧米と日本とでは何かが違うと感じています。クルマ文化、バイク文化なんて存在しませんものね。
Posted by Ryo at 2009年11月10日 11:52
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