2009年06月09日

大切な仲間が逝ってしまった…。

信じられなかった。

信じたくなかった。

ちょうど、Mt.富士ヒルクライムに出かけようと準備をしていた頃に…。



Happy七兵衛というHNそのままの人柄、

そして聴く人、一緒にPLAYする人をHappyにさせるトランペット、

その音色を持ったまま、あなたは逝ってしまった。



もう一度、一緒に演奏できると思っていた。

もう一度、お酒を飲みながら音楽談義できると思っていた。




菊名でのセッション後、どうにも話をしたい欲求が収まらず、
駅前のジョナサンで缶ビール何本も空けながら音楽談義したこと、


気むずかしいマスターの宿で、こっそり夜中何時間も酒盛りしたこと、


奥様のピアノ演奏を優しい目で見守っていたこと、


ご自分の住所も名前も書き忘れた年賀状を頂いたこと、



様々な出来事が、まだ想い出にならないうちに胸に溢れ出す…。




満面の笑みをたたえた遺影の下で、

それでもあなたは静かに眠っているように目を閉じていた。


使い込まれたトランペットとフリューゲルホーン、

愛用のヘルメットとオートバイの写真に囲まれて…。


七兵衛さん。

どうか安らかに。

もう痛みに苦しめられることもないね。



夢の中でエンドレスのセッションを…。

この記事へのコメント
Ryoさん、

僕も心のどこかに穴が開いたような気持ちです。

親しい音楽仲間を失ったのは今回が初めてです。
改めて、人間の死が突然やってくることを思い知りました。

そして、純粋に音楽の楽しみを共有できていたことが
如何に貴重であったかを知りました。

これからは、天国のHappyさんにも楽しんでもらえる演奏を
目指してジャズに取り組んでゆこうと思います。

Ryoさん、
これからはHappyさんの分も一緒に楽しんで演奏しましょうよ!
Posted by 魚金 at 2009年06月10日 06:04
余計なことは書きません。
Happy七兵衛様のご冥福をお祈りいたします。
Posted by Tad at 2009年06月10日 09:53
言葉もありません。
亡くなられた七兵衛様のご冥福をお祈りします。
Posted by oyaji at 2009年06月10日 13:49
Ryoさん、優しく、満足気な顔をして眠っていましたね。

3年前に自分勝手に逝ってしまった学生時代からの友人のラッパ吹きに「バカヤロウと怒鳴って一発殴っておいて」と頼んでおきました。
今頃はそいつを探し回ってくれているのかな。
でも殴った後は一緒にラッパを吹いてやってくれとも。
Posted by ドーキー at 2009年06月10日 21:05
同じ釜の飯を食った仲間とのお別れは、非常に辛く悲しいものですね。
友と共有した素晴らしい思い出を忘れずに、一生懸命に生きていくことが大切ですね。元気を出して下さいね。
心からご冥福をお祈りいたします。

(´・ω・`)
Posted by もっずぱんつ at 2009年06月10日 23:43
長い人生の中には、こういった事もあるんです。
私も、Ryoさんより年下ですが、似たような別れ、それ以外の悲しい別れを何度も経験し、乗り越えてきました・・・

その度に思うこと、それはこの人たちの分も精一杯生きよう、たった1度しかない人生を悔いの無いように・・・と。

私はこの方の事を知りませんが、Ryoさんのかけがえの無い友人だった人だから、とっても素敵な方だったのでしょう。

私も一緒にご冥福をお祈りさせて頂きますね。
Posted by trek1200_nori at 2009年06月11日 00:31
>皆様、いつもありがとうございます。

今回の記事は、お通夜に参列し帰宅後、どうしても今の感情を記録しておきたく、一気に記述させていただきました。

非常にプライベートな内容、そして亡くなられた七兵衛さんのご遺族に承諾を得たわけではありませんでしたので、blogというパブリックなスペースに記述することに迷いがあったのも事実です。

しかし、大変短い期間でしたが、七兵衛さんという素晴らしい友人・演奏家と共に時間を過ごせたこと、そして彼の人となりを伝えることも、ひとつのご供養になるのかなと考え、あえて記述させていただきました。

コメントをお寄せいただいた皆様、ありがとうございました。

一緒に演奏した仲間達、そしてこのエントリまで七兵衛さんをご存じなかった方、心温まるコメントをいただき、大変感謝しております。

七兵衛さんのことを常に心に留め、今後ずっと演奏活動を続けて行きたいと思っております。

ありがとうございました。
Posted by Ryo at 2009年06月11日 07:17
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


お帰りにクリックいただければ幸いです。
↓↓↓↓↓
にほんブログ村 美術ブログ 色鉛筆画へ

にほんブログ村