2008年08月22日

ちょっと飛行機の話題。古典派。

会社のデスク、引き出しゴソゴソやっていたら懐かしい写真が(何故に会社?)。

1995年、竜ヶ崎飛行場で撮った写真が出てきました。

まだデジカメなんて一般に普及していない頃。安いコンパクトカメラで撮った画質はかなりアレですが。

 

zero01.jpg

はい。

グアムで鹵獲された零式艦上戦闘機52型とノースアメリカンP51Dマスタングでございます。

零戦はエンジンも機体もほぼオリジナル。

オリジナルの栄21型エンジン搭載で唯一飛行可能な機体。(レプリカなら飛行可能な機体は他にもありますが)

当然、補機類(セルフスタータやバッテリーなど)や無線機・計器類の一部は現代のモノに交換されていますが、 生産当時の姿を保ったまま実際に飛行できる貴重な実機です。

この零戦が里帰りするということで、勇んで出かけていったことを思い出します。

P51Dも当然フルオリジナルなわけですが、こちらも実機の飛行を見るのははじめて。

かつての 敵味方が編隊を組んで滑走路上をローパス。

zero02.jpg

栄エンジンサウンドも当然はじめて耳にするわけです。

その感動もさることながら、マスタングのパッカード・マーリンエンジンの12気筒サウンドにはしびれました。

何というか・・・腹に響く重低音。

当然、現代のターボファンエンジンやターボプロップ とは明らかに異なるその音質。

一番近いと思われるレーシングマシン(クルマの)の甲高いサウンドとも異なります。

ヴィンテージ・エアクラフトですので、いわゆるコンバット・マニューバーのような派手な機動は行いませんでしたが、実際のWar Birdsを目にできた至福の一時でした。

zero03.jpg

 

さて、話変わって最近公開された話題のアニメ映画。

「戦闘機がたくさん出るよ 」ということで公式HPを見てみました。

???????

何だ?これ?

原作も全く読んでおりませんし、ストーリーもこのHPではじめて触れました。

う〜ん、話がわからん。

飛行シーンと地上での人物シーンがあまりにタッチが違うなぁ。

 

空中戦のシーンはそれは見事なモノです。絵だけ見れば相当なリアリティですね。これは。

でも、この機体の造形は・・・・・。

主人公の乗る機体は、震電+Me109G以降のキャノピー。これはまぁわからんでもないですな。

敵方の機体は・・・何だろう?フューリー+Ta152H+コルセア?

エンジンはV型エンジンを上下にくっつけたX型エンジンかな?カムヘッドが上下に飛び出している。

モーターカノン装備? 異常に機首が長いってことは液冷で延長軸 ?

重心位置おかしくね?

これだけのレシプロエンジンとターボチャージャーが実用化できている世界であれば ターボジェットに移行するのが普通だと思うけどなぁ。

 

いや、無粋だってことはわかっているんですよ。SFアニメですもの。

実機持ち出して比較してもしょうがないし、荒唐無稽なストーリーもそれはそれ。

素直に楽しめば良いと思うんですけどね・・・・。

 

でもね。実際に上に写真載せたような実機に乗って戦争を経験された方のお話を伺うと・・・。

たぶん、この映画は見に行かないだろうなぁ。

 

有名なCGクリエイターの方の作品ですが、これは見事です。

人物を実写で合成すれば 完璧な映画が作れそうです。

http://www.k4.dion.ne.jp/~suppon/airplane/1945/1945.mpg

他にも素晴らしい飛行のシーンが満載ですね。昔ちょこっと3DCGを経験した身としては嫉妬さえ覚えます。

http://www.k4.dion.ne.jp/~suppon/

 

音楽の古典派もよろしくお願いいたします。わはは。

posted by Ryota at 08:18| Comment(8) | TrackBack(0) | 飛行機
この記事へのコメント
最後のCGはコンバットフライトシミュレーター2を思い出しました。
1995年といったら・・・13年前。
もうこっちに住んでいたのかぁ。。。と昔を懐かしんでしまいました。(^^;
Posted by moonrabbit at 2008年08月22日 10:37
CGはホントにスゴいですね。
P51Dマスタングとゼロファイターを比べてみると、改めて生産技術と資源の差と、戦闘機に対する考え方の違いを感じさせられます。
Posted by Tad at 2008年08月22日 15:56
飛行場で見ると違いますね。
並んでるとこが凄いです。
Posted by masiko at 2008年08月22日 17:05
おひさしぶりです。
〇カイクロラは原作を読みましたがつかみどころのよくわからない作品でした。
でもアニメ化されて関連グッズを見たら、震電そっくりだったので思わずフィギュアを買ってしまいました(汗)
先月広島に行った時、呉の大和ミュージアムに零式艦上戦闘機62型がありましたが、実機の飛ぶのが見れたのは羨ましい限りです。
Posted by mabo at 2008年08月22日 18:20
>皆様。ありがとうございます。

>moonrabbitさん。
13年後と言ったら・・・・か、還暦???

>Tad先生。
色々とありますが、実はキャノピーに如実に表れていますね。
当時日本では最後まで枠無しの一体整形ガラス(アクリル)は出来ませんでした・・・。

>masikoさん。
実機は全然迫力が違いました。ハンガーで翼を休めているときでさえも。

>maboさん。
お〜お久しぶりでございます。
この小説というか原作の設定自体がよく意味がわからなかったですね。
監督のやりたいことを詰め込んだ・・・という感じでしょうか。
私はいつか愛媛に紫電改見に行きたいです。
Posted by SWEET16 at 2008年08月23日 09:33
御訪問ありがとうございました。m(__)m
P51Dと三菱零式、昔は、「最先端」な薫りがしていたのに、いまでは、かなりクラッシックですね。実機が実際に飛行しているのを見て、聞いて、感じられたことは、とても貴重な経験だと思えます。P51Dは朝鮮戦争でも使われていたことを考えると、私達と同年齢の機体もあるのかも。
カイクロラの航空機の動きを少しだけ見ましたが、それはいいなぁと思えるものの、オシイさんって、以前から暗いアニメを作る人だなと思えたり、、、書いてもた、、です。ははは。神山健治さんの方が私は好きだったりします。リンク先を見せてもらったのですが、すごいですねぇ。m(__)mです。
古典派.com 応援したいです。
Posted by 旅人J_(wayfarer_j) at 2008年08月23日 13:56
ゼロ戦とP51、両方好きなのでうらやましいです。いいなー。w (^ω^)b

空中戦、面白かったーーー。パイロット助かってくれー。w (´∀`)ノ


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      _  ∩   _ ∩  ゼロ戦! ゼロ戦!
    ( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡   P51! P51!
 ┌─┬⊂彡┌─┬⊂彡
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(^ー^)ノシ
Posted by モッズパンツ at 2008年08月25日 06:56
>旅人Jさん。
P51Dは朝鮮戦争以降生産中止になっていますので、残念ながら我々と同年代の機体は無さそうです。
ただ、リノのエアレースではアンリミテッドクラスで化け物のようなレーサーに生まれ変わって飛んでいますね。

>モッズパンツさん。
零戦はアメリカ本土のエアショーなどではまだ見られるかもしれません。ただこの機体が再度日本で飛んでくれるかどうかは・・・・。微妙かも。
Posted by SWEET16 at 2008年08月25日 08:41
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