2008年04月06日

網膜剥離。母親の入院&手術

3月8日(土)に、左目がどうもおかしいとのことで、母親が近所の眼科へ。

診断結果は「網膜剥離」。

眼科が近所のJ大学付属病院を紹介してくれたのですが、あいにく土曜休診日。

一刻を争う&絶対安静を通告され、とりあえず布団に入らせ入院準備。

こんな感じでこの一月が始まりました。病院にはとりあえず月曜日に検診を受けに連れて行くことに。

一族の中で男手(クルマ持ち)は私だけ。

クルマにのせて病院に連れて行くには、月曜日に会社を半休しなくてはなりません。

当時、入稿案件二つを抱え、目の回る忙しさだったため前日の日曜日に急遽出社を決めました。

日曜日は埼玉クリテ第4戦だったのですがキャンセル。


検診の結果(6時間かかった・・・・)、網膜剥離の状態は結構ヤバイところまで進行。

ベッドの空きを待って入院となりました。

入院日は水曜日ごろと聞いていたので、火曜日に仕事の段取りを考えていたところ、母親からメール。

「今日入院してくれと言われた」

どっひゃ〜とばかり昼前に急遽帰宅。


上の妹が手伝いに来てくれていたので、二人で入院準備をして急いで病院へ。

手術は木曜日に決定。

水曜日の夜に会社を早めに抜けて、先生の説明を聴きに行く。

若い美人の女医さんが、本人と私に手術の手法について説明。


最悪のケースを想定しての説明を受ける。

1.網膜の剥離がかなり進行していること。

2.レーザーで剥離した網膜を接着するが、剥離している裂け目が一カ所とは限らないこと。

3.そして他の裂け目は今のところ見つけられていないこと。

4.黄斑付近まで剥がれているため、手術が終わっても手術前の視力回復が難しいこと。

5.レーザーで処置した後、眼球内に網膜を固定するためのガスを充填すること。

6.ガスが完全に体液に置き換わるまで、最低2週間はかかること。

7.その間は常にうつ伏せの姿勢を取らなくてはならないこと。

8.手術は全身麻酔で行うこと。当然麻酔に関する種々のリスクがあること。

聞いているこっちの目がおかしくなりそうな説明の文言。ただ本人は意外にケロッとしています。


下の妹が比較的病院の近所に住んでいるため、朝晩に洗濯物などの引き取り&届けるために病院に通ってくれることに。

木曜日手術当日。さすがに全身麻酔のため、朝から様々な準備が必要。

この日ばかりは無理して会社を休み、私+妹二人の兄弟が病院に集合。

中一の姪っ子(下の妹の娘)は刺激が強すぎることと、自分の吹奏楽部定期演奏会が近いため欠席。

手術そのものは麻酔覚醒時間を含め3時間くらいで無事終了。

母親自身は全くの健康体で、下の妹出産以来の入院生活。ましてや手術も初めて。

本人は「大丈夫、大丈夫!」といたって普通でしたが、78歳という年齢を考えると全身麻酔の手術はやはり心配でした。

何とも落ち着かない3時間でしたが、とりあえず無事終了で一同ひと安心。



しかし、辛いのはこれから。

寝ているときはずっとうつ伏せ。

便座カバーに金属製の脚がついたような枕に、うつ伏せ状態で顔を乗せていなくてはなりません。

起きているときも極力下を向いているようにとの指示。


網膜剥離自体は全く痛みも無く、また体自体はピンピンしている状態なため、長時間同じ姿勢は地獄の苦しみであったようです。


さて、先生から術後の経過を聞くためと、体は元気な本人の愚痴を聞くために、可能な限り病院へ。

面会時間は20時までなため、会社を早めに出て病院通いの毎日。

上の妹は比較的遠くに住んでいるため、なかなか毎日というわけにはいかないまでも、自由業の利点をフルに使い世話焼きに来てくれました。

下の妹も忙しい中、洗濯物などを届けにほぼ毎日病院通い。


兄妹三人、こんなに頻繁に顔を合わせたのは10代の頃以来かも知れません。


そんな怒濤の3週間が過ぎ、ようやく4月2日(水)に退院決定。

この日も何とか仕事をやり繰りして休みにし、クルマで病院へ。

退院手続きに3時間以上もかかるという、人気大病院の特典をフルに味わいながら、自宅へ向かいました。



しかし痛感したのは、
母親のやっていた各種ハウスキーピング作業からネコの世話までを毎日こなす労力などの「当たり前」なことの大変さ。

そして周りの方達の温かい支援。

仕事上のサポートをこなしてくれた部署のみんな。(頼りにならない上司でゴメン!)

料理&各種サポートしてくれた相方。

忙しい中、色々と駆け回ってくれた上の妹&旦那、下の妹&姪。


とにかく皆様ありがとうございました。

術後の経過も順調で、当初心配された視力も本人曰く「むしろ前より見える」だそうです。

私が高校一年の時に父親を亡くして以来、女手一つで兄妹三人育てた母ですが、

健康が当たり前で、普段は放っておきぱなしでした。


今回の一件で、兄妹三人とも改めて親孝行の大事さを再認識したような気がします。

また家族について考えた一月でありました。
posted by Ryota at 20:40| Comment(12) | TrackBack(1) | 全般
この記事へのコメント
大変だったと思いますが、まずは手術の成功&無事退院おめでとうございます。
自分も身近な人の体の不調が年齢と共に増えてきています。ついでに自分の体調も心配しなくてはならないようになる年頃です。大変なことになっている友達の話とか聴くと・・・(−−;
Posted by moonrabbit at 2008年04月07日 02:34
身内の入院や手術というのは、本当に大変なものですね。私もカミサンの入院と手術のときを思い出しました。

ともあれ、お母様のご快復、何よりおめでとうございます。
Posted by Tad at 2008年04月07日 08:45
ご無沙汰しております。

お母様の件、大変な思いをされたようですが、経過が順調とのこと、何よりです。
私も、ヨメは普段は丈夫な人ですが、彼女が体調を崩すとその存在のありがたさを強く実感します。
Posted by ひゃま at 2008年04月07日 09:12
大変でしたね。
7年ほど前、母がやはり生まれて初めて入院しました。(出産も自宅)
同じように姉夫婦と私たち夫婦や親戚で協力しあいました。
今では家事もこなせるようになりましたが
何故か急に私に甘えるようになりました。
これから自宅でもなにかと大変かと思いますが
SWEETさんはじめ皆さん身体に気をつけて下さい。
Posted by masiko at 2008年04月07日 17:45
>皆様、ありがとうございます。
私の母親よりもっと大変な状態の方や、その身内の方もいらっしゃると思います。
身内のことをこういった記事にするのはいかがなものか?という気もしましたが、備忘録的に記録しておきたく、お目汚し失礼いたしました。

>moonrabbitさん。
ありがとうございます。確かに身の回りに変調を来す人も増えてきたように思います。健康には留意しないといけませんね。

>Tadさん。
お久しぶりです。ご訪問ありがとうございます。
大変でしたが良い経験だったかもしれません。

>ひゃまさん。
ご無沙汰です。ご訪問ありがとうございます。
そうですね。常に健康だと当たり前になっちゃいますもんね。
ところでそろそろスタジオ入りましょう。

>masikoさん。
ご訪問、お気遣いありがとうございます。
そうなんですね。急に小さなことまで頼られるようになったかも・・・。
上の妹が早速風邪でぶっ倒れましたが、私は今のところ何とか元気です!
Posted by SWEET16 at 2008年04月07日 19:48
お母様、本当に辛い想いをされたようですね。 (´・ω・`)
ずっーとうつ伏せ寝というのは非常にきついですね。 (´・ω・`)
病気で不安なときは家族って本当にありがたいですよね。 (^ω^)b
お母様、早く本調子になると良いですね。 (´∀`)ノ

(^ー^)ノシ
Posted by モッズパンツ at 2008年04月08日 00:11
大変でしたね、そんな事になっていたとは…どうりで音沙汰が無い…無さすぎると思ってました。
しかし、うつ伏せで2週間ですか…
想像を絶します。術後良好なようでなによりです。
Posted by ka at 2008年04月08日 09:23
タイヘンだったんですね・・・
でも お母様、良くなられてヨカッタです。
お疲れ様です!

そうなんですよね・・
母親って居てくれて家事もやってくれて「当たり前」って思っちゃってるとこありますよね。
わたしも 一昨年は 母の入院で
兄妹三人でたいへんでしたけど 兄弟がいるありがたさとか
いろいろ感じるモノがありました。

これからも お母様をお大事に・・・
感謝の気持ちとか忘れがちだけど 兄弟仲良くする事が きっと何よりお母様が喜ばれることだと思うし
たまには家族そろって過ごされたらいいと思います。
いろんな意味で「後悔」のないように・・ね。
Posted by まりのすけ at 2008年04月08日 18:05
何と言っていいか・・・本当に大変でしたね。
順調な回復とのことでなによりです。
私も一度、母に大事があった時から妹二人との関係が深くなりました。
今はよく家族で集まりますよ。
お大事になさってください。
Posted by にんじゃ at 2008年04月08日 20:00
>モッズパンツさん。
ありがとうございます。本人もようやく日常に戻りつつあります。

>Kaさん。
ありがとうございます。たぶんヒルクライムよりキツイと思います(笑)。
おかげで自転車は全く乗れませんでした。

>まりのすけさん。
ありがとうございます。一昨年、まりのすけさんの大変だった状況を思い出しました。私より遙かに辛かったわけですよね・・・・。

>にんじゃさん。
ありがとうございます。兄妹の結束がまた認識されたという点では非常に良かったと思っています。
Posted by SWEET16 at 2008年04月09日 07:57
大変な事になっていたのですね。
ずっと更新されていなかったので、どうかしたのかなと思っていましたが・・・

手術が成功に終り、順調な回復をされているということなので、本当に良かったです。
お大事になさってください。
Posted by 平日 at 2008年04月14日 22:21
>平日さん。
ありがとうございます。
いや〜大変でした。でも色々と良い機会にもなりましたよ。
やはり健康第一!
Posted by SWEET16 at 2008年04月15日 19:15
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Tracked: 2013-07-17 04:56

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