2006年08月18日

怪談

いやぁ〜毎日蒸し暑いですな。

こんな気候のとき、昔から日本では「怪談」と決まっております。


ところが私、霊感というものをこれっぽっちも持ち合わせておりません。


従って、「本当にあった怖い話」や「耳袋」な話はできないんですな。


そしてホラー映画は大の苦手でございます。


じゃぁ、「怪談」っていうタイトルは何なのよ?



ということで、ちょっと涼しくなる書籍のご紹介。


最近、再映画化で話題の「日本沈没」。


どうも映画評の方はさっぱりでございますが、原作はそれはもうおもしろい作品でございます。


この著者が、そう。日本SF界の重鎮、小松左京先生。


この方の怪談話といえば・・・・。


「くだんのはは」


くだんのはは

くだんのはは



  • 作者: 小松 左京
  • 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 1999/09
  • メディア: 文庫

初めて読んだのはもう20年以上も前でしょうか・・・・。

衝撃でした。

この短編小説の中の空気感が、そのまま読み手の部屋に伝染してくるような臨場感溢れる作品です。

有名な作品ですので、読まれた方も多いかと思いますが、未読の方は是非読んで見てください。

奇妙な寂寥感とともに読み終わったあと涼しくなること請け合いです。

 

そして「日本沈没」と同時に今回映画化された「日本以外全部沈没」。

こちらの映画評は高評価ですな。

この原作者と言えば、ご存知、この方も日本SF界のゴッドファーザー、筒井康隆先生。

筒井先生といえば、その過激でアヴァンギャルドな筆致で好き嫌いがはっきり分かれますな。

私はこの方にも一時どっぷりはまりまして、片っ端から読みふけっていた時代がありました。

そんな筒井先生の怪談と言えば・・・・・。


鍵―自選短編集

鍵―自選短編集



  • 作者: 筒井 康隆

  • 出版社/メーカー: 角川書店

  • 発売日: 1994/07

  • メディア: 文庫

この文庫に収められている「鍵」。

そして「母子像」。

「鍵」はとにかく怖い。

静かに始まる導入部から、一級のミステリのような展開を経て、カタルシスに至るかのような恐怖の増幅。

「母子像」は何とも不思議な、そして切ない味わい。余韻の残る恐怖です。

 

他にも面白い恐怖小説は星の数ほどありますが、

まず最近話題の映画にひっかけてこのお二人の巨匠を紹介いたしました。

 

ホラー映画は苦手ですが、「シャイニング」は怖かった・・・・。

原作のスティーブン・キングはそれほど好きではないですが、

この映画の映像たるや・・・・・。

双子の女の子が・・・・・。


シャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン

シャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン



  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ

  • 発売日: 2005/11/18

  • メディア: DVD


最後にコミックス。

怖い漫画と言えばこの人以外ありません。

山岸涼子先生。


汐の声

汐の声



  • 作者: 山岸 凉子

  • 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ

  • 発売日: 1992/03

  • メディア: 新書

「汐の声」。

もうとにかく怖い。正直、夢見ます。

この方の作品は、正統派少女漫画風のタッチで ありながら(だからこそ)、ストーリーの怖さはどれも超一級です。

へたなホラー映画など足元にも及びません。

ホラー&怪談好きな方、もし未読であれば是非ご一読ください。

損はさせません。

この記事を書いていたら後ろに・・・・・・。

 
posted by Ryota at 23:06| Comment(20) | TrackBack(0) | 全般
この記事へのコメント
怖いもの見たさで、たまにホラーやTVの心霊特集を観ますが、後で必ず後悔する小心者です・・・

心霊現象、1度だけ経験あります・・・・
Posted by 平日 at 2006年08月19日 00:18
平日さんと同じく・・・デス。
妹は 霊感とか強いらしく 何度も「おしっこちびりそう」な体験してますねぇ・・・
いつか飲み会で 披露しましょうか?
ふっふっふっ


ほんまは 自分が怖いくせにぃぃ
lY(>_<、)Y ヒェェ!
Posted by まりのすけ at 2006年08月19日 00:39
この投稿をするときの認識用の入力数字、
改めて見ると、なんだかホラーっぽいですねぇ。
どうでも良いことなのですが…。
Posted by とーちゃん@わんだ at 2006年08月19日 00:51
「日本以外全部沈没」・・・これ、最初フザけているのかと思いました^^;
内容は結構しっかりとしたものなんですね。
ジャンル的には特撮になるのでしょうか?
見に行こうかな・・・(笑
Posted by うぃん at 2006年08月19日 02:35
ホラー映画は苦手ですが
涼しくなるべく筒井先生を読んでみようと思います。
Posted by masiko at 2006年08月19日 08:54
ワタシは元々SFファンでして、古いSFマガジンや奇想天外なんかがいっぱいあります。もちろんマンガもいっぱいあるんですが、山岸涼子の恐さはダントツですね。
手拭い・・・正座して・・・(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル
Posted by mabo at 2006年08月19日 09:46
ホラー系は、苦手ですね。
バイオレンスなものを見ると、冷静を戻すまでにかなり苦労します。
ちなみに、僕自身、ホラーでなくても、モノを壊すシーンというのは、けっこう鳥肌がたつことがあります。
だから、普通の映画(名作)でさえも、時々、ホラー以上にぶるぶるすることがあったりして。。。
Posted by 誠大 at 2006年08月19日 12:48
ホラー映画を好んでみることはないのですが、
やむを得ない場合は、カットごとに撮影現場の
「はい!かっとぉ〜!! おつかれっしたぁ〜」のシーンを思い浮かべてます。(^_^;
Posted by サダー at 2006年08月19日 13:24
日本以外全部沈没という映画があるのですね...〆(・・ )メモメモ。
タイトルが面白いので、見に行きたいです(^^。
Posted by haru_one_of_a_kind at 2006年08月19日 13:32
最近稲川さんをTVでよく見かけますね。やっぱり怖いですよね、あの人の語り口。自分はたいした経験していませんが、一時期周りにはオカルトな人たちが沢山いました。
スティーブン・キングは精神的な恐怖を煽ってきますよね。人間の葛藤とか。「悪魔の嵐」とかは自分がその場に立たされたならという恐怖感がありますね。
筒井先生は確か心理学に精通していて、その辺を突っついてくる文章が好きです。「笑うなとか」は大好きでした。
Posted by moonrabbit at 2006年08月19日 15:32
>皆様。いつもありがとうございます。
暑い日が続きますが、すこしでも涼しくなっていただければ幸いです。

>平日さん。
ご訪問&コメント、ありがとうございます。
私はTVの心霊もの、これもちょっと苦手。
怖いとかではなく、「作り」がどうしても見えてしまって・・・。
この辺は是非「汐の声」をお読みください。

>まりのすけさん。
ご訪問&コメントありがとうございます。
実は、私も心霊体験、全く無いわけではないのです。
けれどあまりにプライベートに密着していて、なおかつとても切なくなるので、話したことはあまりありません。
やっぱり飲んだときかな?

>とーちゃん@わんださん。
ご訪問&コメントありがとうございます。
スパムブロックの為みたいですね〜。
so-netユーザーはそんな面倒なことしなくても良いのですが、
どうもソネブロは外部の方に不親切。

>うぃんさん。
ご訪問&コメントありがとうございます。
「日本以外全部沈没」、ふざけてますよ。
原作は当然「日本沈没」のパロディですから。
でも小松左京と筒井康隆の関係なので、簡単にOKしたみたいです。

>masikoさん。
ご訪問&コメントありがとうございます。
私はホラー映画のスプラッターな場面がNGなんですよ。
お化け屋敷的脅かし方というか・・・。とにかく小心者なので・・。

>maboさん。
ご訪問&コメントありがとうございます。
SF作家の恐怖小説は本当に怖いものが多いですね。
山岸涼子作品で他には「化野の・・・」「鬼神来迎」「私の人形はよい人形」「鬼」「ゆうれい談」・・・あぁ・・・・怖いよう
手拭い・・・正座して・・・は山岸さんが実際に体験されたヤツですね、確か。あれも夢みます。

>誠大さん。
ご訪問&コメントありがとうございます。
私も破壊系は好きじゃないですね。
そう言った意味ではシャイニングは精神系。
かなりジワジワ来ます。

>サダーさん。
ご訪問&コメントありがとうございます。
カットの後、確認のためにフィルムをプレイバックすると、
タクシー運転手の首のあたりに・・・・・・
ギャ〜!!!!(キャリーだったかな?)

>ハルさん。
ご訪問&コメントありがとうございます。
ググればすぐに公式サイトに行けますよ〜。
ただし、内容は一度「日本沈没」の原作をちゃんと読んで、
「日本以外全部沈没」も原作を一度読んでおいた方が良いです。
新しい「日本沈没」の映画は、原作とだいぶ違うようですし。

>moonrabbitさん。
ご訪問&コメントありがとうございます。
稲川さん、先週あたりFMに出ていましたが、かなり語り口は研究しているそうですね。ちょっとした工夫などを話していました。
キングは「クリスティーン」が結構好きです。
映画の評判は良くないですが。
筒井さんは理不尽な恐怖を書かせたらピカイチですね。
Posted by SWEET16 at 2006年08月19日 15:53
くだんのはは、確かに小説の中の空気感は一種独特だった記憶がありますね
筒井 康隆は七瀬3部作や男たちのかいた絵などが好きだったので、鍵―自選短編集、読んでみたいですね
ホラーっぽいのは本の方が好きかな・・・
映像になると、自分のイメージと違う部分がかえって怖いです(汗)
Posted by tamegorou at 2006年08月19日 21:15
怖い話、キライじゃないですが、僕も霊感が全くないです。なので実感がわかないんですよね、何を見聞きしても。
Posted by eddie at 2006年08月19日 23:06
私も学生時代に筒井康隆ばかり読んでいた時期がありました。ドタバタが面白いですよね。またイパーイ読みたいなー。w ∠(^ω^)
「日本以外全部沈没」見てみたいですね。w (´∀`)ノ

(^ー^)ノシ
Posted by モッズパンツ at 2006年08月20日 00:17
>tamegorouさん。
ご訪問&コメントありがとうございます。
おぉ、筒井先生読んでますね!
是非、「鍵」読んでみてください。

>eddieさん。
ご訪問&コメントありがとうございます。
実際、身の回りでも霊感ある人っていないです。
なので、確かに実感は乏しいですね。
だからこそ小説が面白いのですけどね。

>モッズパンツさん。
ご訪問&コメントありがとうございます。
おぉ!モッズパンツさんも読んでいますね!
ドタバタは「俗物図鑑」にとどめを刺すでしょう!
Posted by SWEET16 at 2006年08月21日 22:11
シャイニング、パッケージの顔からして怖いです><!!!
Posted by at 2006年08月22日 16:42
ホラー、心霊、怪談・・ どれも苦手です。^^
その類とは違うかもしれないけれど 「  IT  ―イット―」 この映画は
恐いんです。レンタルで2本組みで かなり昔の洋画です。
それ系の本に至っては、想像力を増幅させてくれるので 読めません^^。
Posted by Rucci at 2006年08月22日 17:06
>bekoさん。
ご訪問&コメントありがとうございます。
bekoさん、ホラーダメだっけ?シャイニング、必見ですよ。

>Rucciさん。
ご訪問&コメントありがとうございます。
Itは未見ですが、精神的に圧迫されそうなストーリーですよね。確か。
Rucciさんは感性鋭いから確かに一層怖くなるかも。
Posted by SWEET16 at 2006年08月23日 08:15
かなり乗り遅れてしまった、心霊ハウス(謎)に住むahtohです(;´Д`A ```
最近は心霊現象も少なくなってきましたが、来たとしても何だか慣れてきました。
よく2〜3時位に外で変な音がすることがありますが、前は気味が悪かったのに、最近はああまたか〜くらいの感じです(笑)
Posted by ahtoh at 2006年08月29日 21:41
>ahtohさん。
ご訪問&コメントありがとうございます。
おぉ!心霊ハウスに!?
ということはかなりご覧になっていますね。
是非一度記事に・・・・。
Posted by SWEET16 at 2006年08月29日 22:34
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