久しく都心方面の絵は描いていなかったですね。
もともと住宅地の絵が好きですし。
ただ、東京って都心部でも結構面白いところ多いんですよね。大都市の割には緑もあるし。
フリーになってから色々な手続きや人と会う用事などで、最近は会社員時代より出歩くことが多くなったんですけどね。
つい用事と用事の合間にちょっと足を伸ばしてウロウロと美味しい風景を探します。
この間は湯島方面に行ったんですが、案の定ありました。
このあたりもそこそこ坂が多く、場所によっては階段路地になっていたりします。
ウロウロと歩いていると坂道の途中に神社が・・・。
湯島の神社といえば湯島天神や神田明神が有名ですが、ここで出会った神社は「御霊社」(ごりょうしゃ)という神社。
坂の上から見ると、遠くに高層ビル。その手前に様々な建物があり、一番近景には神社の樹木。
まるで都会のオアシス。
お祭りがあるのかな?幟が多数はためいています。
前々回の川越では一本の幟で風を表現しましたが、沢山あっても面白いですね。描くの大変だけど。
無機質なビルと青々とした緑。
初秋の風を受ける幟。
光、風、樹木の香り、ちょっと都心を忘れる良い道でした。
「都心の神社 文京区湯島」

サイズ F6号(410mm×318mm)
制作日 2013年9月
支持体 BBケント紙
画材 カリスマカラー/三菱ペリシア