2012年05月15日

色鉛筆。境界線を描く。


境界線、と言っても輪郭線のことではないんですけどね。

相変わらず自宅周辺の上鷺宮〜鷺宮の風景をロケハンしております。

以前は自宅から南の西武新宿線・鷺ノ宮駅周辺の風景を描いてみました。

今回は前回とは逆に自宅から北側。西武池袋線・富士見台駅周辺を歩いてみましょう。

ここらあたりは、ほとんど中野区の北限。

練馬区と接しています。

区の境界は県境などと違い、大きな道路や地理上の目印で仕切られていないようです。

今回描いたのは、そんな区界。


「小さな境界 練馬区貫井/中野区上鷺宮」
20120515.jpg

実はこの細い路地、画面左側が練馬区貫井、右側が中野区上鷺宮。区界になっています。
富士見台駅至近のこの場所、区の境界はゴチャゴチャしていますが、なかなか趣のある風景です。


さて、実は2点応募出品していた「上野の森美術館 日本の自然を描く展」。

そのうちの1点、「冬の昼下がり さいたま市西区」が入選したようです。

20120105.jpg

まぁ、比較的間口の広い公募展ですから特に大それたことではないのですが、油彩や水彩に混じって色鉛筆画が評価されることは非常にありがたいですし、大変うれしいですね。

7月8日(日)〜12日(木)までの第三期に上野の森美術館で展示されるようです。

詳細はまた後ほど。

posted by Ryota at 08:11| Comment(3) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2012年05月08日

色鉛筆。ちょっとヨーロッパ風に描いてみる。


自宅周辺を相変わらず面白い風景を求めて徘徊しております。

私の住んでいるところは中野区なのですが、中野区でも最も北の端。

中野区、練馬区、杉並区がごちゃごちゃと接している場所。

なので、鷺ノ宮駅周辺をウロウロしているはずが、いつの間にやら練馬区へ。

練馬区はもともと住んでいたところなので非常に馴染みがあります。

そう言えば練馬区の風景は描いていないな・・・。


と言うことで、見つけた風景。

「三叉路の家 練馬区中村」
20120508.jpg

なんとなく見ようによってはヨーロッパ的にも見えなくもない。わはは。

木立に佇む家が、どことなく品があって良いですね。

実は私の風景画の原点は印象派のシスレーあたりなんですが、さらにそれ以前のバルビゾン派に結構入れ込んでいた時期もありました。

コローの初期作品なんか大好きですね。

なので、ちょっとバルビゾン派的表現が見え隠れしなくもないですが・・・・。

posted by Ryota at 09:20| Comment(5) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2012年05月01日

色鉛筆。私鉄沿線の風景を描く。


さて、いつも通りの風景画に戻ります。

ここのところ自宅周辺の中野区鷺宮周辺の風景を描いていますが、鷺宮と言えば西武新宿線鷺ノ宮駅。

某アニメで有名になった埼玉県は鷲宮とよく間違えられますが、「わし」ではなく「さぎ」です。

せっかくなので住宅地だけではなく、線路際の沿線風景も描いてみました。

新宿線のなかではかなり乗降客数の多い鷺ノ宮駅ですが、駅からちょっと井荻方面に離れただけで何となくのどかな雰囲気。

実際に自分がよく使う駅は鷺ノ宮駅ではなく、同じ西武線でも池袋線の富士見台駅なので、じつはあまり馴染みがないのです。

でもこのあたりも良い風景が多いですね。

まだまだ知らないところの多い自宅周辺。

良い風景を発見しながら描いていきたいですね。

「沿線風景 中野区鷺宮」
20120501.jpg

さて、ゴールデンウィークに入りましたが、27日と28日に色鉛筆教室の講師をやらせていただきました。

本来は所属する日本色鉛筆協会の会長が持っている教室なのですが、今回代行というかたちでやらせていただきました。

「教える」ということは、自分の中でしっかり論理的に構築されていないと、なかなか伝えられません。

私自身にも非常に勉強になりました。

今年は6月から自分の講座も開設する予定ですので、そのための良い予行演習にもなりました。

受講していただいた生徒さんにも感謝です。
posted by Ryota at 08:40| Comment(5) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2012年04月24日

色鉛筆。再び「彩雲」を描く。


昨年初頭ですが、「彩雲」という飛行機を描きました。

このときの詳しい内容は以下ご参照ください。
http://ryo-blog.sblo.jp/article/42377561.html

さて、このとき描いた「彩雲11型改造夜間戦闘機」は厚木の302航空隊所属機で、搭乗していたペア(旧海軍用語でクルーのこと)は操縦:安田博中尉 偵察:福田太朗中尉。

究極の偵察機「彩雲」に、これも究極の対爆撃機用の5式30mm機銃を斜銃として取り付けたところに、私自身感じるところがあり絵にしたわけです。

そして先月ですが、なんとこの機に搭乗されていた福田太朗中尉のご息女から大変ご丁寧なメールをいただきました。

福田太朗中尉はご存命で大変お元気であられること。

「偵察」という軍務について昨日のことのようにお話になられていること。

未だ「彩雲」という飛行機を大変愛されて、搭乗していたことを誇りに思われていること。


そして先週ご実家に帰省された際、私の絵と上記blog記事についてお父様である福田中尉にお話されたそうです。

お父様には大変よろこんでいただけたようでした。


私も仕事を含め多数様々な絵を描いておりますが、こういう形で絵についての反応いただいたことは初めての経験です。

もうびっくりするやら感激するやらうれしいやら恥ずかしいやら・・・。

しかし絵描きとしてはこれ以上の喜びはないですね。


飛行機が好きで絵を描いていることはもちろんなのですが、やはり私自身、先の大戦を風化させたくないという気持ちも強い。

それは私の祖父や大叔父達が従軍していたこともあります(幸いなことに全員生還)。

そして何よりも父親が旧制中学生時代、勤労動員で川西航空機(紫電改や二式大艇で有名)で働き、終戦間際に海軍機関学校に入学しており、様々な戦争体験を私が幼少の頃より聞いていたことも大きいですね。

そのような経緯もあり、今回のように自分が描いた絵の飛行機にまさに乗っていた方と繋がれることは、大変得難い経験です。

何度か福田中尉のご息女とメール交換するうちに、福田中尉が所有されている彩雲のイラスト(精密図面より起こされたもの)のコピーをいただくことになりました。

福田中尉は写真がご趣味であり、302空時代も様々な写真を撮影されています。

彩雲についても貴重な写真を多数撮影されており、あらためてよく調べてみると、文林堂から発行されている「世界の傑作機 No.108 彩雲」にも多数掲載されているようです。

このような経緯もあり、今回また改めて「彩雲」を描いてみることにしました。

いただいたイラストコピーを大いに参考にしたことは言うまでもありません。


「帰投 彩雲11型改造夜間戦闘機 1945厚木」

20120423.jpg

イメージとしては夜間飛行を終え無事に厚木へ帰投した姿です。


福田中尉そしてご息女には大変お世話になりました。本当にありがとうございます。

福田中尉がこれからもお元気でお過ごしになることを願って止みません。


2011年1月制作「韋駄天 最後の戦い 1945」
20110104_165306.jpg









posted by Ryota at 09:52| Comment(7) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2012年04月17日

色鉛筆。桜を描く。


ここのところ中野区鷺宮周辺の絵を描いているわけですが、そろそろ桜も終わり。

せっかくなので鷺宮周辺の桜も描いておきたい。

どこか良いところあるかな〜と思うまでもなく、私の家のすぐそばに桜の名所があります。

では早速桜を描いてみよう。

でも普通に描いても面白くないな〜。

ということであえて順光ではなく逆光で桜を描いてみました。

道路に落ちる木の陰と桜の花びらを透過する光。

このあたりの表現が描き甲斐ありますね〜。

「春の道 中野区上鷺宮」
20120417.jpg

また、今回の描画サイズは今までのほぼA3ではなく、F8号サイズ(455mm×380mm)で描いています。

これは以前F15号の絵を描いたり、今回のグループ展用に正方形の絵を描いているうちに、通常のA版だと細長く感じるようになったためです。

キャンバスサイズのF版だと比較的横幅もあり、なんとなくゆったり風景描けるような感じがしますね。




さて、先週土曜日まで開催されていましたグループ展、

茅場町レクトヴァーソギャラリーでのSquare Graphic art exhibition vol.7<正方形グラフィックスの表現>

無事終了いたしました。

ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。

はじめての会場、

額縁をつけずパネルに水張りした正方形の絵、

参加アーティストすべて統一のフォーマット、

など、私にとっても初めてのチャレンジが多かったグループ展でした。

参加アーティストの皆様も非常に刺激的なグラフィック表現でした。

手描きのアナログ表現が私ともう1名の2名。

コンピューターグラフィックスによる表現が2名。

テイストも表現手法も異なる四者四様の展示となり、非常に面白かったですね。

会場は陽光に近づけた特殊な蛍光灯を使用し、床・壁・天井も特殊塗料によるホワイト。

ほぼ外光にちかいホワイトの中に絵が浮かぶ・・・という環境です。

そんな会場の雰囲気も相まって、私にとっても大変刺激あるグループ展となりました。

お忙しい中、このblogをいつもご支援いただいている、ましこさん、

自転車仲間のにんじゃさんと彼女さんもご来場いただきました。

本当にありがとうございます。

また、機会ありましたら是非お越しください。



会場の様子

P1010237.jpg

P1010241.jpg

P1010246.jpg

P1010261.jpg

P1010262.jpg

P1010264.jpg

posted by Ryota at 08:27| Comment(5) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2012年04月10日

色鉛筆。緑のトンネルを描く。


中野区鷺宮周辺の風景画第三弾。

このあたりは高低差がそれほど無いので、三次元的な風景は板橋区ほどは無いのですがちょっとした路地の佇まいが実に魅力的です。

今回の絵の題材は先日描いた懐かしい路地からもほど近いのですが、まるで緑のトンネルのような路地。

意外に歴史ありそうなお宅も多く、昔ながらの防風林的な樹木がある大きなお屋敷もありますね。

そんな一角を絵にしてみました。

「緑の隧道 中野区白鷺」
20120410.jpg

そして、本日4月10日より茅場町RECTO VERSO GALLREYにてグループ展がはじまります。
Square Graphic art exhibition vol.7  正方形グラフィックスの表現


私を含め、4名のアーティストが参加するグループ展です。
以前からご案内しているように、今回は30cm×30cmの統一フォーマットでの展覧会。
様々なアーティストさんの個性がどのように正方形の中に表現されるか?
ご興味ある方は是非!

sgae7.jpg

さて、先日ギャラリーに作品を納品してきたのですが、場所は茅場町駅からすぐ。
昭和初期に建てられた非常に雰囲気のある建物です。

IMG_3816.jpg

IMG_3818.jpg

茅場町駅3番出口から徒歩2分。隅田川そばの運河にかかる霊岸橋のそば。

内部はエレベータはなく、4階のギャラリーまで階段を登らなくてはなりません。

ギャラリー内部はびっくりするほどこぢんまりしていますが、屋外の自然光を再現した完全なホワイトスペース。

展示される作品のみに色彩があるという斬新な設計ですね。

お時間ある方は是非お越しください。

残念ながら作家常駐はできませんので、私は土曜日の最後頃ぐらいしかおりませんが・・・。

posted by Ryota at 09:23| Comment(6) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2012年04月04日

色鉛筆。昔を思い出す路地を画く。


さて、前回に引き続き中野区は鷺宮周辺の絵を描きましょうか。

西武新宿線沿線は、より北側を走る西武池袋線や東武東上線に比べると住宅密集地の中を走っています。

西武池袋線が高架化して沿線風景が一変したことに比べると、西武新宿線沿線は昔の風景が比較的残っているのかもしれません。

また、この沿線は大学生の下宿が結構多いですね。

自分も大学時代の仲間が何人かこの沿線に住んでいたことを思い出します。

先日、ネタ探しにウロウロしていたとき、何となく懐かしく感じて立ち止まった場所があります。

自分が住んでいたわけではないのですが、大学時代を思い出すような路地。


場所は西武新宿線「鷺ノ宮駅」からすぐの妙正寺川沿い。

あのころバンドでやっていた曲が頭の中によみがえったりして。

「思い出の路地 中野区白鷺」
20120403.jpg

posted by Ryota at 13:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2012年03月28日

色鉛筆。自宅周辺の風景を描く。


さて、今回はいつものほぼA3サイズに戻っての作品。

今まで通勤途中で気になった風景や旅先での風景を中心に描いてきました。
考えてみたら自宅周辺は描いてないや。ということで中野区周辺も描いていこうと思います。

先日、祝日の午後にちょっと時間が取れたので、カメラ片手に2時間ほど自宅周辺をウロウロ。

私の自宅周辺はフツーの住宅地。

まぁ、描いている絵もフツーの住宅地が多いのですが、それでも坂道や三叉路などちょっと面白いところを切り取って描いています。

それにしても自宅周辺はホントにフツー。坂道もありません。

で、今回はせめて坂道でも・・・ということで妙正寺川のある鷺ノ宮駅方面に向かってネタ探し。

ところがやっぱりあるんですね。面白い風景が。

実にフツーだと思っていた自宅周りでも結構おもしろい木があったりとか、猫のいそうな路地があったりとか。

写真にして100枚以上のネタを仕入れることができました。

そんな中から今回は鷺ノ宮駅(オタク聖地で有名な埼玉某所と違いますよ。あっちは鷲宮[わしのみや])からほど近い住宅地。

クルマの入れない静かな路地を描いてみました。

「午後の小径 中野区白鷺」
20120328.jpg

今後自宅周辺も色々と描いていきたいと思います。

posted by Ryota at 08:38| Comment(5) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2012年03月22日

色鉛筆。連作の完結編を描く!


当初4作品で予定していた<正方形グラフィックスの表現>出典用の作品ですが、予定よりだいぶ早く描き上げたので、最後のオチを着けることにしました。

この場所は連作第一作「記憶」の階段をおりた場所。
ここは「街のお不動さん」で描いた西台不動尊さんなのですが、そこから立木越しに観る風景です。

立木の向こうに広がる対照的な建物。
非常におもしろい場所です。
ちょっと歌川広重&ゴッホへのオマージュも含めて(笑)。

「未来」
20120322.jpg


グループ展では進行方向に沿って「記憶」「忘却」「希望」「日常」そして今回の「未来」の順番に掲示していただこうと思っています。

あとはパネルのサイドに白いテープ貼って納品。

いよいよ近づいて来ました。

「記憶」
20120301.jpg

「忘却」
20120309.jpg

「希望」
20120307.jpg

「日常」
20120315.jpg

「未来」
20120322.jpg


posted by Ryota at 09:26| Comment(3) | TrackBack(0) | 色鉛筆画/イラスト

2012年03月19日

東京エンデューロ2012River Stage参加!


最近めっきり乗らなくなってしまいましたが、一応自転車乗りでございます。

もうほとんど通勤だけですけどね。

それじゃぁあんまりなので、たまにはレースにでも・・・ということで参加してまいりました。

3月17日 東京エンデューロ2012River Stage。

場所は幸魂大橋渡ってすぐの荒川に隣接する東京都民の水瓶「彩湖」。道満グリーンパークという大きな公園になっています。

家から近いし、走り慣れている荒川サイクリングロードからもすぐ。

それに2年前にも一度出ている大会。お気楽に参加を決めていました。

が、・・・・・

当日は「雨」。

しかもそこそこ風があり、寒い。絶好のレース日和となってしまいました。

今回はにんじゃさん、sugakenさん、私の三人のチームで参加しましたが、もう多くは語りますまい。

とにかく寒かった。

IMG_3720.jpg
(スタート前の様子。雨。)

IMG_3721.jpg
(どう見回しても、雨)


もう待っている方が地獄。走っている方がまだマシ。

ということで私が第一走。

第二走がsugakenさん。第三走がにんじゃさん。

スタート待ちでもう寒い。濡れる。

スタートしても濡れる。列車に乗ろうとしても前走車の巻きあげる水煙をモロに浴びる。

レインカバーつけたシューズの下から水が染みる。

ほうほうの体で第二走のsugakenさんに交代するも、外はずぶ濡れ中は大汗でまさに水浸し。

これで待つのは辛い。寒い。

IMG_3725.jpg
(激走するsugakenさん。)

第三走のにんじゃさんはレインウエアも無し。しかも指切りグローブ。まさに「漢」!!

IMG_3724.jpg
(爆走するにんじゃさん。)


そんな素敵なコンディションの中、全員無事に4時間完走。

リザルトは26周回 3時間54分27秒 611チーム中50位(にんじゃさん調べ)

私のベストラップはなんとスタート二周目に記録した8分29秒。

それ以外の周回は10分かかっている周回もあるし、もうヘロヘロ。

sugakenさんとにんじゃさんの足を思い切り引っ張ってしまいました。
(にんじゃさんベストラップ8分02秒  sugakenさんベストラップ8分21秒)

走ってないからなぁ。ごめんなさい。

それでも久しぶりの自転車レースを堪能しましたよ。

こんなに雨の中思いっきり走れることなんてそうそうありません。

天候最悪の割には落車は少なかったなぁ。コースレイアウトが比較的単純ってのもあるけれど。

ということで皆さんお疲れ様でした。

IMG_3728A.jpg
(にんじゃさん、私、sugakenさん L to R)

ギタリスト仲間、Kお姉様の息子さんチームともお会いできたし、それでも終わってみれば楽しかったな。

また出ましょう!
posted by Ryota at 19:13| Comment(6) | TrackBack(0) | 自転車

お帰りにクリックいただければ幸いです。
↓↓↓↓↓
にほんブログ村 美術ブログ 色鉛筆画へ

にほんブログ村